水若酢神社
2017年03月15日 20:06
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水若酢神社
神紋は「菊」とは珍しい。 地域に根差した行事も多い。 やはり隠岐の国は、別世界なのか。 水若酢神社(みずわかすじんじゃ)は、島根県隠岐郡隠岐の島町郡(こおり)にある神社。式内社(名神大社)、隠岐国一宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は「菊」 水若酢神社 所在地 島根県隠岐郡隠岐の島町郡723 主祭神 水若酢命 社格等 式内社(名神大)隠岐国一宮 旧国幣中社 創建 (一伝)第10代崇神天皇年間 (別伝)第16代仁徳天皇年間 本殿の様式 隠岐造 祭神は次の3柱。 主祭神水若酢命(みずわかすのみこと) 配祀神中言命(なかごとのみこと、中言神) 鈴御前(すずのごぜん) 創建 水若酢神社では由緒に関する古文書のほとんどが中世期に兵火等で失われているため、創建は詳らかでない。『隠州記』(貞享5年(1688年)著)の伝承では、崇神天皇(第10代)の時に神が海中から伊後の地に上がり、白鳩2羽に乗って遷座したとする。また寛政7年(1795年)の文書では、仁徳天皇(第16代)の時に祭神が勧請されたとする。 隠岐島の伝承では、白鳩ではなく白鷺によって神が伊後から捧羽山(ほうばやま、芳葉山)などを経て山田村(隠岐の島町山田)、一宮村宮原(隠岐の島町郡)と移り、さらに江戸時代の洪水の際に現社地の郡村犬町(隠岐の島町郡)に遷座したとする(一宮村宮原以前の遷座年は不詳)。 現社地は「郡」という地名から隠岐国穏地郡の郡家所在地と推測される地域で、境内一帯では隠岐諸島最大級の横穴式石室を有する水若酢神社古墳群の分布も知られる。 |