４）松子山峠（東広島市西条）
日向一里塚から、沢沿いにかすかの道の後が残っているところ、山道を歩いて登る。
雨の日の翌々日だったので、足元もぬかるんであり、歩くに難渋した。途中、枯れ川のところ、渉にも橋がなく、護岸を上るには苦労した少し進むと、松子山峠の碑があるところに出る。石垣も見えるので、茶屋もあったと思われる。ともかく、ここまで来たかと感無量でした。あとは、西条に向かって、徐々に道もよくなり、舗装されている道路に出た。東からくると、日向の一里塚に行く手前の分岐点で間違いやすい。また、そこからも、道なき道を行くので、これでよいかとも迷うところ。西からは、林道と思われるところを行くと、そのまま行ってしまうととんでもないことになる。今回ご一緒しました埼玉の方は、全国の街道を走破されている熟達、それでも、ここは歩かれていなかったというくらいの難所。よく注意され、出来れば、先達と一緒に行った方がよい。