１）猿猴橋　　　　　(広島市中区猿猴橋町）
踏切を渡ると、愛宕町になる。松原町といわれていたが、たびたび大火があった。中ほどに、京から火伏の神である、愛宕神を勧進し、大火災を抑えようとしていた。町名も、愛宕町に改称した。西に向かって歩くところに猿猴橋がある。猿猴とは河童のことで、当時としては街はずれ、薄暗くなったこと河童が出て足を引っ張んたとか。ここは広島から見ると鬼門にあたる。このことから、鬼門とは反対のサルを祭ったともいわれている。鬼門の反対に、猿鳥犬の方向になり高欄の桃の模様の意味が分かる