> 自ら命を運ぶからこそ、
> 後悔しない生き方をしていきたい。
うm、うm。
その気持ち、よく分かります。
さっき、谷村志穂著の 「余命」 という本を読見終えたところ。 思った以上に重いお話だった。 良介と滴はなぜすれ違ってしまったのだろう。 滴はどうしたらよかったのかな。 そして、余命が分かったときに、俺はどうやって 残りを生きていくのかな、 誰に何を伝えようともがくのかな、 いつ訪れるか分からないその瞬間。 一瞬がいいのかな、事前の準備期間が欲しいかな とか、いろいろ考えた感じ。 この本、女性には読むのに、勇気がいる話。 男性の存在がすごく軽く、そして無責任に映った話な感じ。 基本滴ちゃん目線で読んでいたけれど、良介の視点も 持ち合わせているから、こういうとき、どうするかなって 思いながら読んだりした。 分かる女心と分からない女心と。 でも、男心もわかって欲しいっていうのもあったかな。 精一杯やっても相手に届かないときもあるし。 命を運ぶと書いて運命。 つまり運命とは、定められて仕方なくたどるものではない。 みずからの命を自分の力で運んでこそ運命といえるのではないか。 大谷 徹奘(薬師寺僧侶) 自ら命を運ぶからこそ、 後悔しない生き方をしていきたい。 |