戦争と言うものは、互いにとって悲劇です
人は個人レベルなら善悪を正しく判断できても、国と言うレベルになると、なぜか判断を誤ることが多いように思います。
繰り返さないようにしなくては
戦後70年の2月ということもあり、マニラ攻防の戦略的最重要地のコレギドール島を10数年ぶりに再度、先週、訪れました。 そして、兵士や住民が“死の行進”を強いられたバターン半島にも足を伸ばしました。 以前と同じようにあちらこちらに多く残る多くの戦争の壊滅的な傷跡と記録を見ました。 おびただしい数の戦死者を慰問できるような文章を書くことは私には難しいですが、戦死者に手を合わせることは歴史をちゃんと学んでいればどこにいても誰でもできると思います。 ちょうど70年前の2月、マニラでは一か月だけで日本兵約2万人が戦死したそうです。フィリピン・ルソン島全体だけでの日本人兵の戦死者数は約20万人、アメリカ兵の戦死者数は1万人弱、巻き添えをくったフィリピン人戦死者数が約10万人です。 日本が他国、フィリピンの土地での戦争でかけた多大な迷惑は否定できません。 (フィリピン全体では上記数字の2倍弱の戦死者数となります。) |