【緊急防災・災害対策コミュ】東日本大震災の「平成23年版 情報通信白書(総務省)」
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平成23年版 情報通信白書(総務省)
【閲覧数】1,311
2011年09月04日 09:04
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/j…42300.html

村つぎリレーのことが紹介されています。


記事より抜粋

●地域SNSの全国連携による「大震災「村つぎ」リレープロジェクト」

 岩手県盛岡市にある地域SNS「モリオネット」では、日頃から、ネット上のみの活動のみでなく、「モリオネット・デイ」等の活動を通じた地域住民間等でのリアルの交流が行われていた。
 今回の震災においても、地震発生直後から、モリオネットのメンバー有志によって、各種の情報の蓄積、整理、構造化が試みられ、SNS外部からの閲覧者も多数に上った。また、全国の地域SNS上においても、震災直後から、被災地支援の動きが起こっていた。
 このような中、「モリオネット」では集中的な議論のもと、被災地の子どもたちのために学用品を集めるという計画がなされ、3月17日に「学び応援プロジェクト」が立ち上げられた。同プロジェクトには、兵庫、尾道、春日井、宇治、掛川、葛飾など全国約20の地域SNS7が賛同し、これらの地域SNSが連携して、各地で集めた支援物資を、「モリオネット」側で準備した特設会場に一旦集約し、被災地まで送り届けることとなった。
 特筆されるのは、広島から、兵庫、愛知、静岡、東京の地域SNS事務局を経由して盛岡まで、荷物を積み増しながら引き渡していく、「村つぎ」と呼ばれるリレー方式で送り届けられたことである(図表4-6)。このように各地が支えあいながら、盛岡に手渡しされた支援物資は、「モリオネット」メンバーや県内の学生等のボランティアによる仕分け作業の上、岩手県庁、陸前高田市、釜石市等まで直接届けられた。


図表4-6 地域SNSの全国連携による「大震災「村つぎ」リレープロジェクト」

(出典)「大震災〔村つぎ〕リレー」プロジェクト報告会資料



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6 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/j…60000.html
7 これら地域SNSは、平成19年8月から半年ごとに開催されている「地域SNS全国フォーラム」などを通じ、ゆるやかなネットワークが構成されていたという。また、平成21年8月に兵庫県佐用町等を襲った台風9号による集中豪雨の際に、全国の地域SNSが連携して古タオルを送るなどの支援を行った経験が活かされたという

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