今年も林芙美子さんを偲ぶ会『あじさいき』が終わりました。
お集まり頂いたみなさま、アジサイの花を提供して下さった方、またいつも応援して下さる方々、ありがとうございました。
みなさんのお心が集まって、こんなにもたくさんのアジサイになりました。
小雨を浴びたアジサイはいっそう輝いていました。
芙美子さんもお喜びの事と思います。
今年は、像が出来て30年。
午後からは、像の製作者、高橋秀幸さんのお話を聞くことができました。
この芙美子像は芙美子さんが尾道の女学校卒業の時のこの写真を元に作られたそうです。
芙美子像がしゃがんでいるのは、道行く人と同じ目線でとらえることが出来て親近感を持てるように。
また、地面のタイルは青海波の模様で、芙美子さんの足元は波打っています。
横の二段の石は雁木だそうです。
そして帯の模様も波。
実際に像を実際に制作したのは私だが、作ったのは、あの場所に建立できるように尽力された商店の方、芙美子さんを愛する池田康子さん、音楽で想いを添えてくれた崎谷さん達をはじめとする市民のみなさん(大意)
という、高橋さんの言葉が心に残りました。
これからも、この芙美子像を大切に守って行きたいですね。