真夏の海には，トサカ頭と黒スーツと拳銃が似合うんだと， 

いろんな映画を観て思いこんでる今日のみどりパパです。

ワタシは，いつだってスーツを着ます。

なぜかと言いますと，長袖のカッターシャツしか持ってないからです。

なぜ長袖しか持ってないのかと言いますと，

半袖だとモンモンが見えてしまうからです

冗談です。

ただ単に，長袖ならオールシーズン着れるからという貧乏性な理由からです。

それにワタシは根がマジメだからスーツを着用するんです。

どのくらいマジメかと言いますと，

カンカン照りの青空がひろがるビーチに，黒いスーツを着込んで歩けば，それはもう注目の的です！

砂浜に寝そべる美女たちに

「お兄さん，サンオイル塗ってもらえませんか～？」と言われると，

それを断れないくらいマジメなんです。ウヘヘ

でも・・・・・・

やっぱり海にスーツはあちぃです。

海が恋しくって，仕事中に向島のビーチに来たものの，あちぃです。

あんまり暑いので自販機で飲み物を買おうと思いまして・・・

自販機のあるところまで歩いて行きました。

『お兄ちゃんジュース買って～！』 

知らないガキんちょの3人組が言ってきました。

優しい紳士なワタシは快くオゴってあげることにしました。

だけど・・・・・

『サイフが無ぇ・・・』

どうやら車の中にカバンごと置いてきたようでした。

しかし，幸いにもポケットに５００円玉がありました！

安心して自販機へ５００円を入れてジュースを買いました。 

1本120円で，3人分で360円の出費です。

『お兄ちゃん！ありがとう～！』と言いながら子供たちは去り， 

ワタシが買おうとお金を投入したその時，

１００円玉を入れても戻ってくるんです・・・。

何度入れても，何度入れても，戻ってくるんです。

手持ち残金は140円。

１本１2０円のジュースを買おうとしたら，100円玉が入らねば買えないのに，

百 円 玉 が，戻 っ て く る ん で す よ ！！

あれっ？あれっ？

これはかなりいただけません。

一生懸命ノドの渇きを神様に訴えました。

『氏んじゃうよ？』って。

でもワタシの神様は無情でした。

殺人マシーンですよ。その自販機。 

自販機じゃなくって自犯機。自動犯罪機ですよ。

自販機のクセに「いらっしゃいませ」とか声が出るんですよ。 

普通の人なら殺意を持ちますよね？

ワタシだってキックしようと思いましたよ。

でもスーツなワタシは紳士なので，暴力をふるいません。

仕方なく，我慢して車へ帰ることにしました。

照りつける太陽 

シオれるトサカ

砂浜に焼ける革靴 

呼吸は荒く 

目はうつろ

ＡＫＢ４８のようにビーチで遊ぶギャルたちが，

ワタシと同じ場所にいることが信じられませんでした。

車に着いたワタシは，エンジンをかけクーラーを全開にしました。 

体からワイルドな香りを放ってました。 

特に靴に入った砂を出すために，クツを脱いだ時など， 

例えようのない香りが車内にひろがりましたよ。

だからワタシは心に誓いました！

ワタシのやるべきことは，やっぱりサーフィンなんだと(ネット)