風雪に立ち向かうフヂヲさんなんですね
私は寒いのは苦手です
痒いから
昨日はアイネス福山と天満屋の屋外ステージにて、各30分ずつのライブでした。 気温が低かったようで、天満屋でのライブではMC中の息が白くなるくらいでした。 寒いと指の動きが鈍くなったり、サックスがすぐ冷えて音が出しにくくなったりと大変なのですが、何故か過酷な条件になるとわたくしは燃えてしまうのです。 そうです、ドMです。 ベッドの上では専らドSですが、音楽に関してはドMなのです。 演奏開始時、用意されたパイプ椅子には誰も座っていません。 気温は約5度。 この状況に大興奮です。 着物の下に履いているスティッヒのその下ではもう大変なことが起こっているのではないかというくらいに大興奮なのです。 半ば宇宙へと旅立っているわたくしと、戻って来なさいと呼びかけるバンドメンバーの演奏。 これにより醸し出される絶妙の音律は人の心に訴えかけるものですから、演奏が始まり時間が経過する毎に聴衆が増えていきました。 大学時代、友人と共に雪の降る週末の歓楽街で路上ライブをしたことを思い出しました。 頭と肩とギターに雪が積もり、指はちぎれそうなくらいに痛くなりました。 それでも俺達は歌った。 俺達の音楽で、見知らぬ誰かが1人でも元気になってもらえたらと思って、歌うことをやめなかった。 何故なら、音楽は俺達の宝物だからさ。 こんなことは全く考えていませんでしたが、とにかく演奏するのが楽しかった。 演奏を楽しめる気持ちが16年前の自分と変わってなかったことに気付けた、昨日はそんな1日でしたの。 オホホホ。 【サックスとfujiborn】 冬は屋内外に関わらず、チューニングを少し高めにセッティングしましょう。 演奏中もできれば微調整しましょう。 音楽と宇宙と あなたをつなぐ サウンドトレジャー |