喜ばれたことでしょう
よいことをされています
尾道市のふぁみりぃ向東に毎月1回、慰問演奏に行かせて頂いている。 昨日は今年1回目の慰問演奏に行ってきた。 慰問演奏に行き始めて来月で2年。 一昨年の9月からはサウンドトレジャーバンドのギタリスト、六反さんも手伝ってくれている。また、同じくサウンドトレジャーバンドのベーシストでありThe東南西北のベーシストでもある清水さんもお仕事の合間をぬってお手伝いしてくれている。 わたくしが慰問演奏に行くきっかけになったのは、音楽教室の生徒さんがふぁみりぃ向東に勤務しておられ、「施設に演奏に来て頂くことはできますか」と声をかけて頂いたことである。 当時わたくしはその前年に祖母が亡くなったことに対して思うことが多々あり、また、生前は祖母のお見舞いに行く度に何かできないものかと思っていた。 若い人からしてみれば年寄りは面倒な存在に扱われがちだが、今の日本を作ってくれたお年寄りに何か感謝を示すことはできないものか。そう考えていたところに慰問演奏のお誘いを頂いたのでわたくしはとても嬉しく思った。 わたくしにできることといったら宇宙の話と唐揚げの話くらいで人の役に立てることなど何もないのだが演奏して歌を歌えば、役には立たないがお年寄りと共に楽しい時間を過ごせるのではないかと思ったのだ。 2年前、初めて慰問演奏に行かせて頂いたときには何だか怪訝な面持で迎えて頂いたものだが、今では行ってから帰るまでニコニコしたお年寄り達の顔を見ることができるようになったのが頗る嬉しい。 演歌や童謡を一緒に歌ったり、手拍子をしたり、音楽によって楽しい時間を共有できることが本当に素晴らしく思える。 わたくしにとって歌うことは只好きなことだったが母親が他界してからは、母親との時間の共有でもある。 母が台所で夕食の支度をしながら歌っていたことを思い出す。 生前に一緒に歌を歌ったのは小学校2年生ぐらいまでだったが、今また一緒に歌ってくれているような気持ちで歌うのだ。 いや、きっとわたくしが行く先々でわたくしの隣に来ては、歌っていることだろう。 【サックスとfujiborn】 アドリブ演奏の第一歩は、何でも良いので先ず音を出してみること。 音楽と宇宙と あなたをつなぐ サウンドトレジャー |