そもそも地面に埋まっている物を食べようと思うその感覚がすごいと思う。 始まりがあるのだ。スーパーにて売られている物を買って疑う余地もなく食べている現代とは訳が違うのである。 大根、人参、ジャガイモなどの類はまだわかるのだが、例えば生姜や大蒜。 生姜などスーパーで売られている様をみたって凡そ美味しそうには見えない。 そのような物を地球上最初に食べた人はどんな人だったのだろうか。 大蒜も然り。劇的に辛い上に強烈な匂いである。野生の感覚では明らかに毒性を感じてしまうのではなかろうか。 それから唐辛子。 あの辛さを食材に使い始めた人はきっと唐辛子自体の味見を何回もした筈である。 これはもうドM以外の何物でもないのではなかろうか。 現在のように「この料理にはスパイスとして唐辛子」なんてことは決まっていなかった時代、収穫してきた唐辛子をどんな風に食べていたのであろうか。 そして生姜や大蒜も同様、どのようにして食べていたのだろうか。いや、それを食べながらその家族はどんな会話をしていただろうか。 何れにせよ、単体では到底美味しくない食材を地球上最初に食べようと思った人はとてつもない食いしん坊であることは間違いない。地球規模食いしん坊ちゃんである。 鳥の唐揚げに下味として大蒜と生姜を使う小生としては地球規模食いしん坊ちゃんに心より感謝申し上げる次第である。 生姜を齧り、大蒜を齧り、えも言われぬ辛い表情をしている太古の人物に思いを馳せながら鳥の唐揚げを美味しく頂きたいものである。 【サックスとfujiborn】 サックスの曲をたくさん聞いてください。あなたのイメージしているよりももっともっと素晴らしい魅力が沢山見つかると思います。 音楽と宇宙と あなたをつなぐ サウンドトレジャー PC http://soundtreasure.web.fc2.com/ 携帯 http://93.xmbs.jp/st0925inoue/ 尾道市向島のシーグラスアクセサリー サウンドトレジャー・オリジナルネックレサン http://blog.livedoor.jp/soundtreasure-neckresann/ |