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2013年07月12日(金) 
尾道市向島サウンドトレジャー
音楽教室(サックス・ギター・ベース・ボーカル・ジャズ理論)
☆生徒さん随時募集中☆

あまり出番のないコードなのですが、ここぞという時にスパイス的な要素で使われる「ディミニッシュ・コード」について勉強しましょう。

diminishは英語で「減少する」という意味です。

だから、「減少したコード」ということになります。
マイナーコードの5度を「減少させる」とディミニッシュ・コードになります。
5度が半音下がります。

具体的に見ていきましょう。

Cdim(C ディミニッシュ コード)を作ります。

先ずCmを組み立てます。
C・E♭・G

5度を半音下げるので
C・E♭・G♭
これがCdimです。

ちょっとややこしいように思うかもしれませんが、とても簡単です。
鍵盤で言うとルートから半音刻みで3個隣が3度、更に3個隣が5度。
ギターなどでは、ルートから3フレットボディー側へ動くと3度、更に3フレットで5度。

「1度半ずつ重なっている」または「短3度で重なっている」のがディミニッシュ・コードです。

ジャズでは4個以上の音の重なりをコードと解釈するのですが、上記のディミニッシュ・コードは3和音です。
ですから更に3個隣の音を重ねます。
4和音の場合、正式には「ディミニッシュ・セブンス・コード」と呼びます。

Gdim7を作ってみます。
Gmを作ります「G・B♭・D」
5度を半音下げます「G・B♭・D♭」
D♭から1度半(短3度)上の音を重ねます「G・B♭・D♭・E」

Gdim7の構成音はG・B♭・D♭・E
完成です。

ディミニッシュ・コードについては、実際に出てきた時におさらいする程度で良いと思います。
自作の曲で、このディミニッシュコードを使っている人は音楽的に精通していると言えるでしょう。


【サックスとfujiborn】
アドリブの練習をしながら、ピアノやギターのコードの音をしっかり聴けるように注意してみましょう。

サウンドトレジャー
http://93.xmbs.jp/st0925inoue/

閲覧数452 カテゴリ日記 投稿日時2013/07/12 09:23
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尾道市向島町で音楽教室をやっているミュージシャンです。
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