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2008年12月26日(金) 
大変動の時代

鉄道認可から多くの歳月を費やして1925年に開業にこぎつけた尾道鉄道だが工事期間中、日本そして世界は大変動の時代の最中にあった。

1910年 日韓併合
1913年 東北北海道大凶作
1914年 第一次世界大戦
1919年 ベルサイユ講和条約
1925年 治安維持法
      ○尾道鉄道開業
      ○久山田に水源地完成
1929年 世界恐慌
1931年 満州事変
1933年 国際連盟脱退

二つの大戦と世界恐慌のはざ間で尾道鉄道が産声をあげたことがわかる。

尾道鉄道開業の年、尾道にはもうひとつのビッグイベントがあった。年表にもあるように、山口玄洞翁の尽力による久山田水源地(上水道)の完成である。暗い世相のなかで、この年、尾道だけは大きな喜びと希望に沸いていたのではなかろうか。

民間主導による社会資本の充実。鉄道と水道事業に当時の尾道商人の気概を感じる。

写真提供:前田六二氏

閲覧数5,982 カテゴリクチコミ情報 コメント7 投稿日時2008/12/26 09:44
公開範囲外部公開
コメント(7)
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  • 2008/12/26 10:37
    暗い世相の中で尾道が光った時代があったとしたら、今回の不況も何か光るものを見つけて欲しいです。
    次項有
  • 2008/12/26 10:38
    ところで観3きてますが。
    ミーティングまだですか?
    次項有
  • 2008/12/27 00:38
    現地に痕跡が残っているところが少ないので探索は大変です。
    当時を知っている方にお願いするのが一番ですが。
    次項有
  • 2008/12/27 13:08
    Celesteさん
    母は尾道鐵道に勤めていました。
    たった半年ほどですが。
    先日のまちかど交流館に展示を見に行きました。

    北部に行けば痕跡もいろいろあるのでは。
    三成のあたりではまだ痕跡がありますよ。
    次項有
  • 2008/12/27 17:15
    鉛筆じねんさん
    尾道鉄道に乗務員として勤務されていた前田六二さん(ブログの写真提供者)と2年前に尾道~市まで尾道鉄道沿線を一緒に歩いて記録したDVDがあります。

    おのみっちでじっくりと時間をかけて紹介させていただく予定ですのでお楽しみに。
    次項有
  • 2008/12/27 21:08
    Celesteさん
    前田六二さんという方は,ひょっとして街かど交流館に絵巻物のようなものを展示してありましたが,あれを描かれた方でしょうか?
    もしそうなら,母はその方を覚えていると言っていました。
    次項有
  • 2008/12/27 21:23
    鉛筆じねんさん
    尾道鉄道絵巻の製作者は前田六二さんです。

    現在のお住まいは尾道鉄道の軌道跡を購入して建てられたものだそうです。庭の踏み石は尾道鉄道の踏み切りに敷かれていたものを再利用されているという凝りようです。
    次項有
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