10年前、しまなみ海道開通を記念して製作された素敵な壁画があるというので、弓削島(愛媛県上島町)に出かけてきた。 尾道新浜港から高速艇で50分の船旅。時折覗く冬至の太陽がしまなみの島海を美しく照らしていた。 弓削港に降り立つと、近代的な建物群に驚く。役場、集会所、図書館、消防署、漁協、スーパーマーケットなど島暮らしに必要な生活機能が凝縮されている感じだ。 弓削島で幅広くボランティア活動をされている古沢さんのご案内でせとうち交流館を訪れた。300人位が収容できるほどよい広さのホールにその壁画は展示されていた。 ジャンボトイマップ しまなみふれあい海道「泳・歩・乗・飛」 構想から完成まで5ヶ月。製作にかかわったメンバーは約250人、しまなみ海道開通と共につながった21市町村の人々が参加したそうである。現在、しまなみ海道開通と共につながった21市町村は広域合併により3市町(尾道市、上島町、今治市)になっている。 この壁画は、平成21年3月8日、瀬戸田ベルカント・ホールで開催する社会実験の発表会場で展示されるのを皮切りに、しまなみ海道開通10年イベントを巡回しながら公開される予定。 |