こういうところで、 政治的な話題は控えた方がいいことは わかっているけれど、 これから私たちの国が どうなっていくんだろうと 多少なりとも、 心を痛めている方々に対して、 経済学者として やはり何らかのコメントを表明するのが ボクの責任ではないかという思いで、 今回は、ボクの考えに近い、 自由主義経済学者である ミルトン・フリードマンの言葉を 紹介することにした。 以下は、彼の主要な著書 「選択の自由」からの抜粋である。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ われわれは、 一人の人間としてまだ選択の自由をもっている。 つまり政府が巨大化するという これまでと同じ道を唯々諾々として歩んで行くのか、 それともここで立ち止まり、 方向を転換するのか、 そのどちらを取るかという選択だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここで、政治的な議論をしよう ということでは毛頭ない。 ただ、経済学者としてのボクの立ち位置を 一度、明らかにしておいた方が いいのではないかと考えただけだ。 |