写真すごいですね。
今では他所の国のようにも見えます。
夢屋喜助でございます。 5月1日と言えば世間では『メーデー』ですが、 どうも、今年はまったく盛り上がりませんねぇ。 昨年から続く世界的な恐慌は、いつ終わるとも知れません。 他国と比べれば、日本では雇用はかなり守られてはいると言っても、 失業率の数字は上がる一方です。 3月の就業者数は6245万人と1年前に比べ91万人減少 3月の完全失業者数は335万人と、1年前に比べ67万人増加 完全失業者数は5か月連続の増加 (求職理由別完全失業者数及び1年間の増減数) 非自発的な離職による者・・・・134万人と,52万人増加 うち 定年又は雇用契約の満了・・・ 28万人と, 2万人増加 勤め先や事業の都合・・・・・・・ 106万人と,50万人増加 自発的な離職による者・・・・・・・ 103万人と,8万人増加 学卒未就職者・・・・・・・・・・・・・・ 16万人と, 2万人増加 新たに収入が必要な者・・・・・・・ 50万人と, 9万人増加 その他の者・・・・・・・・・・・・・・ 27万人と,3万人減少 となっています。従いまして、 3月の完全失業率(季節調整値)は4.8%となり,前月に比べ0.4ポイント上昇 男性は4.9%と,前月に比べ0.5ポイント上昇 女性は4.7%と,前月に比べ0.3ポイント上昇 こんな状況で、労働者の権利を守るビックイベントであるべきメーデーで、 今年は何を訴えようとしているのでしょうか 「賃金アップ」などは、となえることで帰ってその空虚さが浮き上がってしまいそうです。 「雇用を守れ」と言っても、正規雇用者だけではあってはなりません。 しかし、非正規に言及すれば、それはすなわち、自分の首を絞めることでありますから、 これも声高には言えないと言う、何とも情けない有様です。 尾道でのメーデーはどうなっているのでしょうか。 昨年の様子は、こんな具合でした。 午後6時から 尾道市公会堂別館3階で、尾道尾三地域労働組合総連合が主催する第79回メーデー集会が開かれ、尾道・三原からおよそ100人が参加しました。総連合の久保健一・議長は、ガソリンを始め、 バターなど値上がりで政府の無策を批判。ワーキングプア、農業再生、後期高齢者医療制度などへ問題に連帯しようと挨拶。 このあと「働く仲間が元気が出る社会をつくろう」などメーデー宣言を決議し、 尾道市役所前から海岸通りを駅前までデモ行進しました。 今は昔、の感がありますねぇ。 さて今年は、いかに? *写真は日本における第1回メーデー 1920年5月2日日曜日に第1回のメーデー(主催:友愛会 司会者:鈴木文治)が 上野公園(現在の東京都台東区)で行われ、およそ1万人の労働者が 「八時間労働制の実施」「失業の防止」「最低賃金法の制定」などを訴えた 頑張れ!メーデー |