> 元気さん
おそらく、たくさんの秘密と思い出が埋まったままになっているんでしょうね。
東シナ海に眠る戦艦大和の船体を引き揚げる構想を、建造地・広島県呉市の経済界が打ち上げ、22日に準備委員会を開いた。「大和によるまちおこし」を掲げ、費用総額は数十億円規模と、これまたビック。 技術的な問題などを検討しながら、今春にも実行委員会を立ち上げ、全国に募金を呼びかけたいという。数年以内の引き揚げを目指したいとのこと。正式な実行委員会は、大和沈没の日に合わせて4月7日に組織する予定。課題は資金の確保で、準備委は可能なら船体全体の引き揚げを目指すとしているのだが、その場合、数百億円が必要なのだそう。どちらにしても、経済界がこれだけ協力的で、しかも活発なのは、尾道も見習いたいところ。 地元経済界は「大和は呉のシンボル。地域の活性化のためにもぜひ実物を展示したい」とし、募金の目標額については「身の丈にあった形で集め、できるだけ多くの部分を引き揚げたい」としている。 したがって、当面は現実的な数字として数十億円を想定し、個人を中心に全国から募金を集める考えだとのこと。 こうした壮大なプロジェクトが成功するといいんだけどね。 1941年に旧呉海軍工廠で完成した大和(基準排水量65,000トン、全長263メートル)は、当時の戦艦で世界最大級。沖縄特攻に向かう途中の1945年4月、米軍機に攻撃され、鹿児島・坊ノ岬の西約200キロ、水深約350メートルの海底に約3000人の乗組員とともに沈んだとされる。 |