みどりが熱を出して,幼稚園を休んでました。
だけど,なぜか異様に元気なんです。
でもいちおう体温計は39度を指しており,病気なのでワタシも優しくします。 「みどりは,お昼に何が食べたい?」
「ハンバーガー」
「えっ?ハンバーガー食べに行くの?」
「うん!ハンバーガー屋さんに行きたいの。」
「みどりお熱があるんだよ?大丈夫なん?」
「わかんない」
「わかんないって・・・えっと・・・・・むしろ『大丈夫だよ!』とか言ってくれた方がいいんだけど・・・行くん?」
「行く~!」
なもので,マクドナルドに行くことにしました。
車に乗ると,本当に病人なのか疑うほどウキウキなんです。
「ハンバーガー買ったらお店で食べるけど,いい子にできるかな?」
「い や だ」
「なんですと?!いい子にできなきゃ買わないよ?」
「違うの!ハンバーガー持ってピクニックに行くの!」
こ の 病 人 が~と思いつつも,
「ピクニック?どこに行きたいの?」
「みどりねえ,病気で死んじゃう前に海が見たいの」
なんか昼ドラみたいなシチュエーションです。
ハッピーセットを買ってもらって,おもちゃに夢中のみどりさん。 たしかに顔が赤いです。
でも結局,海が見える山へ行くことに。 なんか風景との組み合わせに違和感があります。
「あれはなんて書いてあるの?」
「あれは・・・火災から みどりを守ろう」って書いてあるんだよ?
「みどりを守ってくれるの?」
「うん・・・。そうだけど・・・・」
「じゃあ,あれはなんて書いてあるの?」 「なぜそれを言わそうとする?ワザとじゃないのか?」
「カタツムリみたいなお花がある!」 「あれが欲しい!パパ取ってきてよ!とってとって~!」
言われるがまま,ズボンに変な種をくっつけながら取ってきました。 まあ,嬉しそうだから許せるか・・・
と思ったら,すぐさま捨てやがったんです。
「みどりくん,それママに見せてあげようよ。」
「あ,はあい。」
「そろそろパパは会社に戻らなきゃ」
「みどり頭が痛い!お腹も痛い!動けない!」
「ずいぶん都合がいいカラダだな・・・」
そんなこんなで,本日はみどりの闘病記でした。 明日は絶対に幼稚園に行ってもらいます。
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