あれですね
読みながら思い出したんですよ
いつかのべっちゃーの日、
私は頬骨の上を
獅子の尖った歯で噛まれた訳です
そしたら、頬に青あざが出来まして
人の視線を感じる度に
いやいや、ドメスティックじゃないんですよ
獅子に噛まれたんです
多分、尾道以外の人には
とんでもなく変な言い訳に聞こえたに違いないことに
今、気づきました
先日、友人に釣りへ連れて行ってもらい、久しぶりに直射日光の下で遊んだ。 4年前まで屋外での仕事をしていたわたくしにとって、真夏に外で長時間過ごすということは大したことでもなく、気持ちよく日焼けして楽しんだのである。 だが異変が起きた。 アタマダッピ 頭皮が剥け始めたのだ。 わたくしは頗る考え込んだ。 なぜ頭皮だけなのか。頭皮だけでなく頭髪まで抜けていくのではないか。いや、脱皮することにより物凄い量の頭髪が生えてくるのかもしれない。頭髪ではなく別のものが生えてきたら困るじゃないか。たとえばエリンギとか。心配ない、エリンギは生えないだろう。 額に大量の汗をかきながらの思索である。 気がつくとショコラッテは溶けていた。 頭皮だけが剥ける理由がわかった。 当時わたくしは年間を通して、帽子を被るかタオルを巻くかしていたのだ。だから頭皮は日焼けに慣れてなかったのである。 疑問は解決したが、更なる問題が残る。 頭部には剥けた頭皮が大量に発生するが、これって一般的に言うとフケじゃないか。 だけどフケではない。頭皮である。 これは気になるぞ。 話をしている時に相手の視線がわたくしの目と少し上の頭部を行ったり来たりして、明らかに不自然な視線の動きをする、あのパターンではないか。 これはしばらく説明をしなければなるまい。 「日焼けで頭皮で脱皮です。フケじゃないのよ。ウフフフフフ」 力が入ってはいけない。あくまでさり気なくである。 こういうことは力説するといかにも誤魔化しているようで、まるでフケをフケでないと言っているように思われてしまう。なのでさり気なくである。 皆さま、夏の外出時はどうぞ帽子をお忘れなく。 【サックスとfujiborn】 冷房のきいた場所ではリードが乾きやすいので、吹かないときはマウスピースキャップを使いましょう。 音楽と宇宙と あなたをつなぐ サウンドトレジャー |