思わず
唐揚げバージョンで歌ってみた♪
白山羊が黒山羊に手紙を出したが黒山羊が手紙を食べてしまい、黒山羊が仕方なく返事を書くがその手紙を白山羊が食べてしまうという歌である。 この歌は白が黒で黒が白で、エンドレスらしい。 子どもの頃、何気なく歌っていた歌かもしれないが、今となってはこの歌の矛盾を見つけてしまい、それを指摘せずにはいられないのだ。 まず最初の黒山羊の行動である。 恐らく友達であろう白山羊からの手紙を受け取るなり食べてしまうのだ。 山羊だから食べたなだという意見もあるかもしれないが、歌の中に於いて手紙を書くという擬人化がされており、そうであれば思想・行動に於いても擬人化されるべきである。食べること自体は悪くないにしても先ずは内容を確認するべきだ。 次に黒山羊が返事を書くときの心境である。 「仕方がないので」となっている。 仕方がないのは手紙を食べるテメエではないか。それを、仕方がないのでお返事を・・・などという考えは逆ギレともいえるのではないだろうか。 そして最大の矛盾点がある。 なぜ返事を書けるのか。 手紙が到着するなり食べてしまうような山羊が返事を書くために紙を用意し、その紙を食べてしまわないというのはおかしいではないか。 「返事を書こうと思ったんだけど、家にあった便箋を全部食べちゃったんだよぉ」と、己の食いしん坊ぶりを丸出しにしたほうがかえって魅力的である。 それが返事を書けてしまうのだ。 余所様から頂いた手紙は食べて、自宅の紙には手をつけないのである。 ケチじゃん! そんな矛盾いっぱいのこの歌の「お手紙」の部分を「カラアゲ」に変えて歌うと夢いっぱいの名曲になる。わたくしは頗る嬉しい気分になるのだ。 歌いながらウフフと笑ってしまうのである。 朝からウフフである。 【サックスとfujiborn】 鋭いサウンドのデュコフに丸みを与えるロブナーのリガチャーで、温かみのあるサウンドを出す。ケニーGのセッティング。 音楽と宇宙と あなたをつなぐ サウンドトレジャー |