ぴっころんさんにお買い上げいただいたこの車,
スゥエーデン製のボルボというお車です。 オープンカーなのに4人乗れます。
ワタシはボルボ車が大好きです。
国産車と比べると燃費は悪いです。 走りもそこそこです。
何が好きと言われますと,安全性に対する精神です。
たとえば車に乗る誰もが使用する「3点シートベルト」 3点シートベルトはボルボが開発して特許を取っていますが, 「車の安全に必要な技術」として,ボルボ社は無償で全メーカーに公開しました。
凶器たる自動車に対しての安全性への配慮は,ボルボ社が世界一です。
おかげで,こういった小型車であるにも関わらず,
ドアの厚みがこんなにあります。
こんなブ厚く重たいドアでは,当たり前のように走りも燃費も悪くなります。
いろんな工場などで,よく「安全第一」というスローガンが掲げられていますが, やはり採算のために安全をないがしろにする傾向もあります。
日本車では,「少しでも燃費を良くするため」「少しでもコストを下げるため」「少しでも室内を広くするため」に,ドアが薄っぺらく作ってあるように。
「たとえ他メーカーのような走行性能や燃費性能を確保できなかったとしても,安全性を犠牲にしてまで,商売する気は無い。」というスピリットが好きなんです。
先日,ボルボを購入するお客様の夫婦が,こんなことを言ってました。
トヨタやベンツの安全性が良くなってきてることくらい知っている。 だけど私は,世界一大切な妻と子供を乗せて走るんだから, 世界一安全と言われる車でないとダメなんだ。 それが100万円の軽自動車だとすれば,私はその世界一安全な軽自動車を選択する。 ワタシもそう思うんです。 だからワタシはボルボディーラーを始めました。 http://www.volvocars-fukuyama.com/ 宣伝w でねでね,ぴっころんさんにお買い上げいただいた車は, C70と言いましてボルボ唯一のオープンカーなんですけど, ボルボの中でもワタシがもっとも好きな車なんです。
このC70が新車で発売された時は,いの一番に新車を購入しました。
だけど,この不況の中,外車のオープンカーなんて新車で仕入れても,なかなか売れません。
なもので,C70に関しては,現実的な中古車を買いたいんですが, これがなかなか市場に出てきません。
西日本にあるC70は,ほとんどワタシが買って帰ってるんじゃないかというくらいなんです。
そして結局・・・・・
また買ってしまいました。 今度は赤です。 屋根は電動で開閉します。 3分割になっています。 フリーフローティング・センタースタックと呼ばれる 北欧家具をモチーフにした流れるようなインテリアデザインです。 真っ赤なボディに白い革シート
見てるだけでワクワクドキドキしてきます。
人間工学に基づき設計されたシート。
長距離乗っても疲れ方が全然違います。 座ってみればよくわかるんですが,下から支えられてるようなパワーを感じます。 こんなシートは世界どこを探してもボルボにしか無いと思います。
ボルボ社製2400cc5気筒エンジン。
まるでクラシック・パイプオルガンのような理知的なサウンドがします。 エンジンの音というのは,「自分が運転している」という意識をドライバーに根付けるために必要なものだそうです。 しかし,そのサウンドも心地よくなくてはならないという拘りで,独特なサウンドを奏でるんです。 車に対してエンジンが横に配置されているのは,「衝突時に,乗員を守るため」という設計です。
そして結局,ワタシの趣味でボルボのオープンを買って帰って, 社員に怒られるのです。。。
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