３年前，今の家に引っ越しました。

平屋建ての白い家に，白い大きな犬がもれなく付いていました。

前のオーナーがマンションに引っ越すということで，家ごと引き継いだ犬です。

名前を「だいごろう」と言います。

「だいごろう」は，気立てが優しく，大きくてチカラ持ちです。

どのくらい大きいかと言いますと，

このくらいです。

まるで「わさお」です。

本当に優しくって，

いつでも守ってくれます。

犬のくせに水が苦手で，

一緒に川遊びができませんでした。

その優しい気立てから，庭に放し飼いにしています。

首輪を外し，いつでも外に自由に出歩ける状態にしてます。

「この大きさの犬を放し飼いにしていて，万一他人の子どもでも咬んだらどうするんだ？」と思いましたが，

そんな不安をいっさい感じさせないほど優しいんです。

実際，首輪を外してますが，いっさい外に出ることはありません。

ずっとずっと家に寄り添い，守ってくれています。

今朝は雨が降っていました。

ワタシは会社に出勤しようと玄関を出た時，

　「だいごろう」は雨に打たれたまま，庭の入り口に横たわっていました。

今朝，「だいごろう」は逝きました。

昨晩，ご飯をあげに行ったとき，いつもはどこにいるかわかんないのに，

めずらしく，ご飯を食べに来ました。

「おなか空かせてたんだな。ごめんな遅くなって。」と言ったのが最後です。

もう，これ以上書けません。