やはり珈琲は挽きたてのネルドリップが良い。
「好き勝手にやるけぇ」では、皆様に珈琲をお出しするのだが店内が珈琲の匂いで充満し、わたくしは頗る気分が良いのである。

幼い頃から、自分が好きなものの良さを知ってもらうということが嬉しいタイプである。
珈琲が苦手だという人に、珈琲本来の味を知ってもらって「珈琲が好きになった」と言われればわたくしは頗る上機嫌になるし、友人の経営する月天心や月月亭の美味しさを体験した人の感想を聞くのも楽しい。

わたくしが唯一、長続きしている音楽についても同様なのである。
サックス、ジャズ、アコースティックギターの弾き語り。
とてもとても素晴らしいことだとわたくしは思っているのである。
わたくしが素晴らしいのではない。サックスという楽器の素晴らしさ、ジャズのカッコよさや奥深さ、自分の歌いたい歌を自分で演奏しながら歌う、弾き語りの魅力。

大好きなことに賛同してもらうというのは嬉しいのだ。
だからライブに来て頂けるというのは頗る嬉しいこと極まりないのである。音楽とは感じるものなので、わたくしがガタガタ説明するよりも１曲聞いてもらうほうが、わたくしが伝えたいことが伝わるというものである。

ライブのみならず、音楽教室に於いても音楽の魅力を最大限に伝えたいと思っているのだし、昨夜は寝る前にも関わらずシリアルを食べてしまったのである。牛乳は４．５特濃なのだ。

いや、良いと思うか思わないかは人それぞれなので、それはどっちでも良いのである。
演奏をすることでわたくしは宇宙と交信したり、自分の想いを歌にしてみたり、唐揚げにことを考えたりして、楽しんでいる。
同じ空間でわたくしと同じくらいに楽しんでもらえたらそれはわたくしにとって、素晴らしいことなのである。

公園の砂場で偶然会った知らない子と夢中になってトンネルを掘り、真ん中で指と指が触れた瞬間の、些細で日々繰り返されるのだけどもいつも変らなかった、あの頃の感動をわたくしは今でも持ち続けていたいと願うのである。

少年の心なのである。チョコレートを毎日食べているし口の周りは茶色くなっていることがよくある。手は１日中ヌルヌルしているが、甘い匂いがするタイプなのだ。バーブー！


【サックスとfujiborn】
楽譜通りに吹いても、憧れの演奏のようにならないのは、楽譜には書かれていない色んな情報を読めてないからです。


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