前回までコードについて書きましたが、今回からは再びスケールに戻ります。 メジャーコード、マイナーコードがあるのと同じようにスケールもメジャースケールだけではなくマイナースケールがあります。 マイナー・スケールは3種類あります。 ・ナチュラル・マイナー・スケール(自然的短音階) ・メロディック・マイナー・スケール(旋律的短音階) ・ハーモニック・マイナー・スケール(和声的短音階) まずはその中からナチュラル・マイナー・スケールを勉強しましょう。 ここでも、メジャースケールを使います。 メジャースケールの音と音との間隔は 全・全・半・全・全・全・半 でしたね。 ナチュラル・マイナー・スケールでの音の間隔は 全・半・全・全・半・全・全 となります。 これは、メジャー・スケールの6番目の音から始めればナチュラル・マイナー・スケールになるということです。 例えばCメジャースケール ドレミファソラシド この6番目の音「ラ」から始めます。 ラシドレミファソラ これがナチュラル・マイナー・スケールです。 「ラ」から始まるので A ナチュラル・マイナー・スケールです。 全く同じ音を使うのに、始まる音が変わるとスケールの名前は変わります。 ♭も#もついてない「ドレミファソラシド」 ドから始まればCメジャー・スケール ラから始まればAナチュラル・マイナー・スケール レから始まればDドリアン・スケール ファから始まればFリディアン・スケール などなど・・・ 色々ございますがわからなくなりますので、あまり考えないでください。 次回はナチュラル・マイナー・スケールについてもう少し書いていきたいと思います。 【サックスとfujiborn】 周りの音を聴きましょう。周りの音が小さいときは自分の出す音も小さく。バランスが大切です。 サウンドトレジャー http://93.xmbs.jp/st0925inoue/ |