2012年09月05日(水) 

後編からのつづき

 

さて、いよいよ演奏会のスタートです。

 

 

 

午後1時からという暑い中、こんなにもたくさんの方が集まってくださいました。

また今日は、埼玉から毎週末ボランティアに来られている絆ジャパンの方も

ボランティアの後、バスで会場に来てくださいました。

 

 まずは義援金とメッセージを贈呈しました

 

こどもたちから、校長先生にメッセージを 

 

みなさまからお預かりした義援金 

 

おのみっちからも、久之浜小学校へお見舞金をいただきました。

みなさん、ありがとうございました。

 

 

死者の鎮魂歌 フォーレのレクイエム

 

 

 

 

 

 

日本の唱歌をメドレーにした「ふるさとの四季」では、この子達も参加しました。

会場でも一緒に歌ってくださる方もおられて 、感動しました。

 

最後は校長先生のサックスと一緒に「ハナミズキ」を演奏 

 

 

学校のため、そして久之浜の地域の復興のために奔走されている校長先生。

 

薄紅色の可愛い君のね  

果てない夢がちゃんと  

終わりますように  

君と好きな人が  

百年続きますように

 

このハナミズキの歌詞にこめられた意味

将来に夢があったのに叶えられず、震災の犠牲になられた人達の夢がちゃんと叶い ますように・・・

 

先生のサックスの響きはとても素敵でした。

 

 

 

 

 

演奏がおわって、たくさんの方がお声をかけてくださいました。

最初は、いっぱいの不安をかかえてのスタートでしたが、ここに来て本当に良かったと思える瞬間でした。

 

 

 

 

それから、

千日紅の会(北いわきのボランティア団体)の方たちに教えていただきながら、押し花で栞をつくりました。

いわきで咲いた可愛い花を、千日紅の方々が ひとつずつきれいに押し花にされていました。

 

 

限られた短い時間でしたが、こうしてお話をさせていただきながら作れたのは嬉しいひとときでした。

 

 

このふたりも 真剣に作っています ^^

 

 久之浜の方もご一緒に・・・

 

仲良し姉妹で参加してくれた、この二人も。 

 

 こちらの親子も。

ともくん、太鼓かっこよかったよ! かずえさん、ステキな歌声でした。

 

二人の先生方も。 

 

 

さあ、こんな素敵な久之浜の思い出の詰まった 手作りのお土産ができました。

千日紅の会のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

出発の午後3時が迫っていますが、なかなかみんな話が尽きません ^^;

 

 

 

  

 

 最後は、ひとりひとりの方と握手をしてお別れしました。

おかけする言葉が見つからない私に、あちらから声をかけてくださいました。

 

「お互いに頑張りましょう!!」

 

「そうですね、また、いつか お会いできるといいですね」

その言葉が、今の私の精一杯でした。

 

 

 

お互いに頑張りましょう。

そうです、いつ 日本中のどこで何があるかわかりません。

その何かがあった時のためにも、福島の方から教えていただくものがたくさんあります。

 

 

 

久之浜のみなさんは、バスにむかって、大きく手を振ってくださいました。

浜風商店街の方もみんな出て、手を振ってくださいました。

そして最後に、校門の前で校長先生が、見送ってださいました。

バスが見えなくなるまでずっと 手を振って・・・

 

 

 

 

 

帰りに、久之浜の海岸を見に行きました。

津波で流され、火事で焼け野原となった海岸。

 

そこからは、悲しいほどに美しい 太平洋の水平線が見えました。

 

 

 

 

 

 

最後にメンバーの一人の方が頂かれた お礼のハガキを紹介させていただき

このご報告を閉じさせていただきます。

最後までお読みくださいまして ありがとうがとうございました。

 

 


 

 

このたびは、遠方より長時間かけての心のこもった演奏と合唱に心が癒されました。

 

特に宗教奏には尾道の皆々様の思いと願いが 私たちの心身に響き

感動と感謝の念でいっぱいです。

 

私たちは東日本大震災そして原発の爆発・放射能危害に恐怖と避難の連日でした。

 

私は原発より30km離れたところに住んでいますが、

私達は若くないので 自宅に戻っています。

 

福島県人は故郷を離れて

多くの人たちが避難所の仮設で不自由な生活をしています。

 

あたりまえの生活が欲しいですね。

 

お母様を大切に

 

ありがとう またね

 

お元気で みなさまによろしく。

 

 

 

 


閲覧数1,652 カテゴリアルバム コメント10 投稿日時2012/09/05 13:11
公開範囲外部公開
コメント(10)
時系列表示返信表示日付順
  • 2012/09/05 18:45
     全編、読ませて頂きました。
     被災地の方々の苦労が痛いほど伝わりました。そして、音楽の素晴らしさ、人のやしさと強さも伝わってきました。
     被災地の方々に勇気と希望をお届け頂き有難うございます。
     いつの日か必ず福島へ訪問しますね。
    次項有
  • 2012/09/05 23:04
    本当にお疲れ様でした
    そしてありがとうございました
    次項有
  • 2012/09/06 01:49
    > 釣大好きさん
    こちらこそ、ありがとうございます。
    私たちの力は微力ですが、震災のこと、そして福島の方々のことを忘れてないよ、という気持ちは伝わったかなと思います。
    いろいろと、気にかけて下さってありがとうございました。
    次項有
  • 2012/09/06 01:54
    > ももたろうさん
    こちらこそありがとうございました。
    これからも色んな形で福島の方たちと交流できたらと思っていますので、その時にはよろしくお願い致します。

    9月22日(土)には報告を兼ねたコンサートを開催します。
    よかったらお越し下さいね。
    次項有
  • 2012/09/06 07:50
    お疲れ様です。
    みなさんの思いが被災地のみなさんにしっかり伝わったと思います。
    人と人との絆の大切さすごくよくわかりました。
    素敵な、 尾道から福島へ♪音楽と笑顔の宅配便♪
    だったですね!
    ありがとうございました。
    次項有
  • 2012/09/06 17:36
    みほたまさん
    こんにちは(*^o^*)
    レポートすべて読ませて頂きました!

    久の浜でのコンサートとても楽しかったです… 震災以来、福島というだけで中傷や差別など、ともすればマイナスな感情が吹き出すこともあります、
    でも、そんな人達だけじゃない…こんな暖かい気持ちを頂いているのだと思うと頑張ろう!という気持ちが湧いて来ます、頂いたおのみちステッカー、楽器ケースに貼らせて頂いています(ぺっぽこチェロ弾きで〜す)
    本当にありがとうございました(-^〇^-)
    次項有
  • 2012/09/07 10:35
    > じょうさんさん
    ありがとうございます。
    福島って、山があり海があり自然豊かなとってもいいところ。
    海も瀬戸内海とはまた違って広く雄大です。
    また訪れたいと思えるところでした ^^
    次項有
  • 2012/09/07 10:44
    > みほたまさん

    コメントありがとうございます。
    そう言っていただけて何より嬉しいです。

    みほたまさんは、もしかして演奏の後私に声をかけて下さった方ですか?
    「この曲がったフルートはなんですか?」って
    違ってたらごめんなさい。

    楽器ケースに 「おのみちスッテッカー」 貼っていただいてるなんて感激です(*≧∀≦*)

    また、お会いできるといいですね。
    その時には、みほたまさんもぜひ一緒にチェロ弾いてください!!


    みほたまさんのアドレスにメールお送りしています。
    届いてますでしょうか? ^^;
    次項有
  • 2012/09/08 00:33
    みほたまさん
    > かりこんさま
    こんにちは(*^o^*)
    そうです〜、アルトフルートの方とお話したのですが、かりこんさまだったのですね(@_@) びっくり!?です…

    頂いたメールに返信したのですが届いてますでしょうか?
    もう一回送ってみますね(*^o^*)
    次項有
  • 2012/09/08 08:55
    > みほたまさん
    わぁー、やっぱりそうだったんだ。
    根拠はないんだけど^^;;
    直感でそう思いました。

    本当にビックリ!!!!!

    出会いに感謝感激!

    メール届きました。
    ありがとうございます。
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
かりこんさん
[一言]
「おのみち」大好き!! いろんな世界を見聞して「おのみち」で楽しみたい…
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このアルバムのURL
http://onomichi-sns.jp/blog/blog.php?com_mode=0&key=30246