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2013年07月29日(月) 

『風渡る』(葉室麟・著/講談社文庫)を読みました。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


「神の罰より、主君の罰を恐れよ、主君の罰より、臣下、百姓の罰を恐るべし」。戦国の世で、神の愛のため戦うと誓った黒田官兵衛。土牢の幽閉から逃れ信長への謀反に暗躍、秀吉の懐刀となり勇名轟かせた策士でもあった。「民を貴しとなす」とした稀代の名将の真の姿が、新直木賞作家による渾身の筆で現代に甦る。


 

 

 

 

今、話題の人、黒田勘兵衛とは何者ぞと興味があり本書を読んだ。うーん、なんだかなぁ。この小説の主人公黒田勘兵衛にも、準主人公ジョアン・デ・トルレスにも思い入れることなく読み終えてしまった。時は戦国時代、織田信長、豊臣秀吉、明智光秀、大友宗麟、高山右近、竹中半兵衛、細川ガラシャ・・・、登場人物は多士済々、信長や秀吉が覇者となっていく過程にキリシタンと南蛮文化が影響したという視点も面白い。しかし正直なところ小説世界に入り込めなかった。なんだかなぁである。

 


閲覧数1,750 カテゴリ読んだ本 コメント4 投稿日時2013/07/29 00:53
公開範囲外部公開
コメント(4)
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  • 2013/07/29 07:47
    主人公に魅力がなかったと言うことですか?
    淡々と史実に沿って語られていただけ?
    受賞作家の2作めって、結構重要ですよね
    それがダメだと後が…
    次項有
  • 2013/07/29 20:08
    ネタバレを避けるため具体的には書けないんですが、小説の核になる部分はあっという驚きがあるんですよ。斬新な解釈というか仮説というか・・・。ただ、主人公になったつもりでわくわくどきどきできなかったのです。つまりは私にとって主人公が魅力的でなかったということでしょう。私のような宗教嫌いの罰当たりでなく、敬虔なキリスト教信者ならあるいは・・・?
    次項有
  • 2013/08/02 22:22
    ふと考えてしまったのですが、死に対する畏敬の念や人の命の重み
    日本人は新しい宗教を受け入れるたび…
    けして、宗教を批判するわけではありませんが、コメントから勝手に想像していたら、日本食が口と体に合うように、心にも合う宗教は何なのか、少し考えてしまいました
    次項有
  • 2013/08/03 07:40
    > ももたろうさん

    日本人に唯一神の考え方は合わないように感じます。まして、宗教の教えに照らして正邪を論じることなどは知恵が足りなさすぎると。
    次項有
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