ちょっとまえのサンニチ記事で、 「尾道市役所の本館の基礎は固い岩盤に届いてない」 と掲載されました。 新築派による『手抜き工事を指摘するような記事』 に見えましたが、 基礎杭について調べると 「基礎には『支持層に杭を打つ支持杭』と 『杭を支持層まで到達させず、 <杭の側面と地盤との間に働く 周面摩擦力によって、荷重を支える>摩擦杭』 の二種類が有るそうだ。 そして『摩擦杭は支持層がかなり深い場合に採用される』 との事 尾道市役所・本館の基礎工事は、 公開されてる資料が少ないから断定は出来ないが、 摩擦杭では無いかと思われる。 #記事二段目から三段目までの行にて #『杭と砂の摩擦で建物を支えていた』 #と有る。 なお記事では問題点として 『昭和56年以降の建築基準に満たない』を指摘。 そりゃ「それ以前の建物」には クリアさせる方が難しいかと思う。 また木杭も『一定の条件を満たしていたら、 充分に機能する』のだそうだ。 なお『壊れそうな増築連の基礎は支持杭』であり、 本館の基礎とは違うようです。 よって『尾道市役所については、 基礎が悪いから耐震性が無いとは言えない』 って事で。 |