■バックナンバー
■外部ブログリンク
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
http://onomichi-sns.jp/blog/blog.php?com_so=DESC&key=39785
2014年12月20日(土) 
『夜鳴きめし屋』(宇江佐真理:著/光文社時代小説文庫)を読みました。
 
まずは出版社の紹介文を引きます。

本所五間堀の「鳳来堂」は、父親が営んでいた古道具屋を、息子の長五郎が居酒見世として再開した“夜鳴きめし屋”。朝方までやっているから、料理茶屋や酒屋の二代目や武士、芸者など様々な人々が集まってくる。その中に、かつて長五郎と恋仲だった芸者のみさ吉もいた。彼女の息子はどうやら長五郎との間にできた子らしいが…。人と料理の温もりが胸に沁む傑作。

 
 
『ひょうたん』の後日譚。年の瀬に聴く落語に『芝浜』がふさわしいとすれば、『ひょうたん』と『夜鳴きめし屋』は年の瀬に読むならこの本といった風情がある。手際よく作った小料理にほどよい燗酒。店には気が置けない常連たち。まことによろしい。料理を作る場面の記述はほどんどレシピとして使えるほど。「鰯のかまぼこ」と「鰯の三杯酢」は作ってみたい。というか、それをアテにぬる燗の酒などやってみたい。あぁ、たまらん・・・
 
 

 


閲覧数1,488 カテゴリ読んだ本 コメント1 投稿日時2014/12/20 21:16
公開範囲外部公開
コメント(1)
時系列表示返信表示日付順
  • 2014/12/22 21:54
    夜鳴き蕎麦ってありましたよね
    さすがに蕎麦は食べたことも見たこともないけど、色々、リヤカーみたいなので屋台を引いてやって来てましたよね
    焼きいもとか、わらび餅とか
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
ウェルズさん
[一言]
ハードボイルド好きのチキンハート男
■この日はどんな日
ほかの[ 12月20日 ]のブログは、
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み