明日は、
息子の中学校卒業式です。

卒業式を前に
同じ小学校の同級生16人が集まりました。

この16人の通った小学校は一昨年前になくなっていまますが、保育園の時からずっと一緒の仲間は今でもとっても仲良しです。

小学校の卒業式の時にも、担任のＯ先生を囲んでこうして保護者を含めたみんなで集まりましたが、あれからもう三年。

今回は、そのＯ先生が声かけをして下さって集まりました。

Ｏ先生はとても情の深い温かい方で、小学校を卒業してからもずっとこの子達の事を気に掛けて、熱いメッセージを送り続けて下さっています。

今日も一人ひとりに手紙と花束をいただきました。

こんな風に応援して下さる先生がいる事は、この子達にとって本当に幸せな事です。

以下は先生が下さったメッセージです。

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ご卒業おめでとうございます

小学校の卒業式。今でも鮮明によみがえってきます。あれから３年―。
一日一日の学びを積み重ね、中学校の卒業式を迎えたみなさん、おめでとう！

私は昨年の７月以来、病気と闘い続けています。言葉には言い表せないほどの絶望感も味わいましたが、病気になって初めて大切な事にも気づきました。その事をみなさんへのお祝いのメッセージにしたいと思います。

一つ目は、「続けること」です。小さい事でも、積み重ねることが大きな結果につながるただ一つの道です。続ければ必ず夢は叶います。
二つ目は、「自分をほめること」です。自分を知り、自分とよく話し合い、自分を好きになって下さい。自信とは、自分を信じることです。自分をほめれば、どんどん自分は変わっていくことができます。そうすれば、もっとまわりの人や物ともつながり合うことができます。いつも希望を持ち続け、あきらめることなく前へ前へと進んで下さい。

心を込めて折ってくれた千羽鶴、本当にありがとう！私も一日一日生かされていることに感謝しながら頑張っていきます。みなさんも誠実に一生懸命生き続けて下さいね。いつの日にかまた、成長したみんなに会えることを心から願っています。

2010年3月12日

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闘病中のこのＯ先生からのメッセージを胸に、16人は明日中学校を巣立ちます。

16人はそれぞれ違う道を進むけど、

卒業した小学校もなくなっているけど

このＯ先生と共に
ずっといい仲間でいてくれる事と思います。