どうですか!
この像は、平安時代に作られた「宝誌和尚立像」。
宝誌和尚は南北朝時代の中国の実在した僧侶だそうです。
梁(りょう)の武帝(ぶてい)が絵師に和尚の肖像を描くよう命じると、和尚の顔が割れて中の菩薩がどんどん変化するので、結局お顔を書く事が出来なかったという。
予知を行なったり病を治した為、権力者に恐れられ何度も投獄されたそうです。
西往寺の所有ですが、諸事情で京都国立博物館が保管し、時々公開しているそうです。
いきなりご対面するとギョッとしますよね。
ある筋では「、トータルリコール仏」と呼ばれているらしい。