名水は良い人までですか
今治は水道水を神戸の業者に頼みペットボトル化??
災害用備蓄と宣伝の為って言ってますが何をするやら・・・
四国では.他県もですが行政の流行り物には
12年前、御調町観光協会が名水を求めて町内を何ヶ所もボーリング調査。 最後の最後で掘り当てたのが、綾目地区雨迫(あやめあみざこ)の岩倉乃水。
岩倉乃水は、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラル成分を多く含む軟水で、 山岳信仰の聖地、竜王山に建つ「岩倉寺(いわくらじ)」の敷地内を地下108mまで掘り下げて、 毎分およそ30リットルの地下水を得ることに成功したという。
あの六甲の水よりも成分的には品質が上らしい。 綾目地区では、夏になるとホタルが飛び交い、 甘い水(軟水)を吸い上げて育った米や野菜が すこぶる美味しいと評判である。
しかしながら少子高齢化の影響はこの地区でも例外ではなく 農業の担い手不足が深刻な問題になっている。
ならば!と立ち上がったのが、この人、 綾目出身の源田敏雄さん(75)
とてもそんなお年には見えない。 綾目を離れた住民の分を含め おひとりで3町もの田んぼを管理されている。
「田植えをしたら植えっぱなし。お天道さんからいただいた分だけ収穫するんですわ」
源田さんが作るのは主にもち米。 「現賀餅 」というブランド名で、おこわ、あんこ餅、古代米、柿の葉茶を 道の駅クロスロードみつぎ等で購入することができる。
この豊穣の里山を少しでも多くの人に知ってもらおうと、地域の有志に声をかけてまわり、 「綾目ふるさとの会」を立ち上げた。
毎年、ほたる観察会やきのこ狩り、銀山街道の清掃を行っている。
ここの名水は人格者をも育むようだ
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