先日、岐阜からの帰り、仕事もお休みでしたので、
途中、前から行きたかった京都の町家へ足を伸ばしてみました。
今年は　桜も遅くってまだまだ咲いてはおりませんでしたが、

祇園は　観光客で大変賑わっておりました。

八坂神社

私は　歴史ある町家とか古民家とか　好きなのです。

そこで、祇園の町家でランチ。

るるぶで紹介されていた　イタリアンレストランの　ＳＣＯＲＰＩＯＮＥ　祇園店

私一人でもOK。　平日でしたので、予約なくても大丈夫でした。

暖簾をくぐって更に路地を５メートル近く歩いて入口に。

１２時過ぎ、お客様はこの時間にはいらっしゃらなくて　最初は貸切状態。
だから大胆に写真を撮りました。

とっても贅沢空間です。こちらの町家は築１６０年ですって。

通されたお部屋は　黒い梁とアンティーク家具が調和していて、
ガラスの照明がやさしい灯りとなっています。

ランチコースは

飲み物は、運転するので食前酒も飲まずにお水。

ワインがいっぱいあって美味しそうでしたが、我慢です。
まずは春野菜のテリーヌ　アンチョビーソース添え。
ハーブたっぷり自家製フォカッチャ、オリーブオイル添え

今日のパスタは　ボロネーゼ（ミートソースのこと）　

大人の味わい。コクがあってワインが使ってあるみたい。

ひき肉たっぷりのソースはフォカッチャにも合うのでフォカッチャをおかわり。

メインは　イベリコ豚のアロースト　赤ワインソース。
とっても柔らかいイベリコ豚。　たけのこ、玉ねぎ、じゃがいも、クレソンが添えてあります。

ドルチェ（デザート）は、濃厚ミルクジェラートといちご

ジェラートが入ったガラスの器はキンキンに冷やしてありました。

飲み物は選べたのですが、私はエスプレッソ。自家製ビスコッティが添えられてます。

ジェラートとガラスの器。アップにすると・・・よく冷えているので曇っています。

これらは安い方のコース（￥３０００）ですが　なかなか美味しかった。

後から私の他にも二組のカップルの方がこられました。

皆さん同じコースを注文されておりましたが、メインがお魚も美味しそうだった。

食後は、
町家にとても興味があるとお話したら、ほかのお部屋も特別に案内してくださいました。
もちろん、私だけよ　(#^.^#)　案内して欲しいという客も珍しいらしい。

坪庭。真ん中にありここを囲むようにお部屋があります。

一階の個室はこじんまりしていて、テーブルひとつで部屋がいっぱい。

大きな鏡が狭さを感じさせない。障子の細かな細工が古い町家っぽいです。
ここは天井が低いし、格子状になっています。

二階のお部屋へは　吹き抜けの階段を通って上がります。

そろえられたアンティーク家具が部屋に合ってる。壁にかかっているのはどれも現代アートです。

ガラス窓や障子や黒い梁が雰囲気を持っていました。磨き込まれた柱もステキ。

二階の個室は唯一、畳の間。

ここは、この屋敷の主人の寝室に使われていた部屋だそうです。

大きな屏風がステキ。床の間もありました。

一回奥の部屋。カウンター前　

どこも現代アートとアンティーク家具と照明が調和した空間でした。

京都らしく間口は狭いけど奥が広い。京都の情緒もあちらこちらに感じられます。

このアートは　こちらの会社の専属アートスタッフが全て手がけられているそうです。

尾道の表具やさんで岡野さん？岡田さん？を知っているとおっしゃってました。

ランチを食べて、お店を隅々まで案内していただいて本当に満足、満足。

この後こちらのお店のスタッフがオススメしてくれた町屋の甘味処へ・・・
スコルピオーネさんでは、サービスでもステキなおもてなしをしていただきました。

（続く）