タイムリーすぎる杭打ちのミス。 7割が支持層に達してない。 もっとも工事用道路用であり、 また施工前だったことから、 ある意味、大事には至らなかったが、 『追加工事費3200万が発生し、 請求が起きる』事が問題かと。 杭打ちをミスした会社が払えば良いのだ。 また、市庁舎現在地建替にも指摘できる箇所がある。 『原因は〜海を埋め立てして造成。 土中が起伏に富んだ尾根状になっていたため〜』 つまりは「土中の「山」の頂上部分を 支持層と判断していた」様子。 よって山の頂上は杭を並べれたものの、 「山の側面」に当たる杭は、 「頂点までの深さしかないため」 『杭が支持層に届かなかった』。 ただ「山の頂点に並んだ杭」に 効果があるのか、疑問である。 なお「杭を溶接延長」自体は 普通の工法。 なのだが「先に埋まってた杭は ドリル式なのか、 穴を掘った後に落とし込んだ杭なのか」が はっきりしない。 ドリル式なら機械にて押し込めば掘り進むが、 落とし込み式でも「土中が柔らかい場合、上から押せば杭は沈む」。 押して沈まなくなれば 支持層か岩に当たったって事。 どのみち 『(肉眼ないしはカメラなどで) 視覚的に確認することは不可能』 結局「おそらく届いたと思う」の判断。 ただ、これらの杭が 「実際には岩で止まっていた場合」 地震が来たら役には立ちません。 また海沿いや地下水がある場所なら、 水の流れにより削られるだろうから、 杭か支持層のどちらかが消えてしまう。 タイムリーな杭工事ミスは、 いろんな勉強をさせてくれる |