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2010年12月22日(水) 

本日の一献は『川亀 純米吟醸 中汲み しぼりたて無濾過生原酒』でございます。

愛媛新聞に包まれています。首に掛かった札がラベルがわりです。

包みをとると、それこそ飾り気のない透明の瓶に酒が入っています。

酒の色がよく判ります。底の方に少しにごりがあります。

無濾過ですから当然ですね。

閲覧数1904 カテゴリ日記 コメント5 投稿日時2010/12/22 23:09
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2010年12月22日(水) 

 通勤電車が毎日の貴重な読書時間である以上、本は片時も手放せない存在です。読み終えたのに次の本が手元にない……この絶望感! 考えたくもない。だからいつもカバンには三冊、本を入れています。小説とエッセイと極めてまれにビジネス書。ゆえにカバンはいつも重く、すぐに傷む。

 でも、朝出かける前の数分間、本棚(と、すさまじい積読の山)を眺め渡して、今日は何の本を入れようか迷うひと時は自分だけの至福の時なのです。一度にそんなにたくさん読めるわけ


閲覧数3045 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2010/12/22 01:07
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2010年12月21日(火) 

 井伏鱒二先生は、ぬるい風呂にはいられるそうだ。その湯を少しずつ熱くしてゆく。そうすると、さっぱりとして、宿酔がなおってしまうという。

 ある人が、先生、それからあとどうなさるんですかとたずねた。

 井伏先生は、妙なことをきくなという顔で答えられたそうだ。

「きまっているじゃないか。また


閲覧数6888 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2010/12/21 22:36
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2010年12月19日(日) 

 いつであったか、地下鉄の中で向こう側に座る男を睨みながら、祖母が私の耳元で囁いた。

「おまい、まちがったってつっかけで地下鉄に乗ったりするんじゃあないよ」

 以来私は、サンダルどころかスニーカーをはいて外出したこともない。個人的にはさしたる気構えも思想もあるわけではないから、江戸前の躾に呪縛されているのであろう。東京都は元来、それくらいよそいきの街であった。

      


閲覧数20210 カテゴリ日記 コメント6 投稿日時2010/12/19 22:03
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2010年12月18日(土) 

本日の一献は

 なにわ「純米吟醸生原酒しぼりたて」です。

カワハギと鱈の魚チリを食べながらいただきました。

フルーツのような甘い風味のある酒。

酸味も丸くやさしい味です。

たとえるならば芯のところにたっぷり蜜を含んだりんごでしょうか。

 

製造元 : 浪花酒造(有) 大阪府阪南市

日本酒度 : +4 

酸度 : 1.6 

アルコール度 : 17~18

酵母 : 明利酵母
精米歩合% : 50

原料米 : 山田錦
杜氏 : 成子嘉一 

 

閲覧数7996 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2010/12/18 21:53
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2010年12月18日(土) 

「いやねえ」

 玄次郎の腕から解き放たれると、お津世はのろのろと身体を起こし、髪に手をやりながら玄次郎を軽く睨んだ。

「朝っぱらから、さ」

 だがその眼は潤み、唇は生き生きと血の色を浮かべ、頬は上気している。女などというものは、所詮けだものだな、と玄次郎は思う。唇を吸われながら、お津世は


閲覧数2232 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2010/12/18 19:57
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2010年12月18日(土) 

「たとい江戸と瀬田村と離れて暮らしておろうとも心が通じていれば、それでよいとは思わぬか?」

「・・・・・・・・・・・・・」

                                  (本書287Pより)

 

『雷桜』(宇江佐真理/著・角川文庫)を読みました。

閲覧数2323 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2010/12/18 10:32
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2010年12月16日(木) 

忠義を尽くす主(あるじ)はただ一人。

思いを寄せる女性(ひと)もただ一人。

 

 

 

 

 佐伯泰英・著(幻冬舎文庫)、酔いどれ小籐次留書シリー


閲覧数3897 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2010/12/16 00:46
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2010年12月15日(水) 

本日の一献は「酒屋八兵衛・山廃純米酒」でございます。

今日は夕方から急に冷え込みました。

こんな日は燗酒が恋しくなります。

燗にして美味しい酒。

ぬる燗でいただきました。

優しい含み香。

ほっこりした米の旨味。

口中に拡がるコク。

案外さっぱりしたキレ、これは山廃ならではの酸味の為せるワザでありましょう。

 

閲覧数2174 カテゴリ日記 コメント5 投稿日時2010/12/15 22:17
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2010年12月15日(水) 

わが思惟するものは何ぞや
すでに人生の虚妄に疲れて
今も尚家畜の如くに飢えたるかな。

我れは何物をも喪失せず
また一切を失ひ尽せり。

  萩原朔太郎 『氷島 -乃木坂倶楽部-』より抜粋

閲覧数1682 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2010/12/15 00:49
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