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2013年02月17日(日) 

小鉄    そろそろ 春やなあ

アントニオJr.   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           ・・・・・・・・・・・

           不安や

小鉄    ?

アントニオJr.   小鉄・・・

           おまえ なんか こわぁならんか

小鉄     なにがこわいねん

アントニオJr.   香り・・・・・・

小鉄     !

アントニオJr.   この抵抗しようのない春の香りや

小鉄     またこいつ・・・

アントニオJr.   不作法な春の香りが 

           オレにアホになれといい寄るのさ

小鉄     こらあかん・・・

アントニオJr.    おい 小鉄

小鉄     ワシ 眠たい  んご~ んご~ んご~

アントニオJr.    恥知らずな豚の眠り

            一本のシワもない脳ミソ

            憂鬱や・・・・・・

小鉄     ・・・・・・ガキが

アントニオJr.    厭な季節や・・・

            木も草も人間も 無節操にはしゃぎだすのさ

            最悪や・・・

      

                                (本書P46-47より)

 

 

 

 

『じゃりン子チエ 6』(はるき悦巳・著/双葉社 ACTION COMICS)を読みました。

前巻に引き続きヒラメちゃんの存在感が増してきた。相撲だけでなく絵画にも才能があったとは・・・・。極めつけは歌唱力。ひょうたん池のフナが腹を見せて浮かんでくるほどとは、ロシアに落ちた隕石に匹敵するほどセンセーショナルではないか。(笑) 

私が今巻でいちばん興味を覚えるのはアントニオJr.の春ノイローゼ。彼と小鉄の会話には何度読んでもニヤリとさせられる。真剣に語れば語るほど諧謔的になる会話の妙。私をして、はるき悦巳氏を天才と謂わしめる所以である。

 


閲覧数1,759 カテゴリ読んだ本 コメント4 投稿日時2013/02/17 23:39
公開範囲外部公開
コメント(4)
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  • 2013/02/18 07:17
    昔マンガ少女だったのですが

    いつも
    マンガばかり読んで!

    と言われました

    マンガは差別されてましたよね
    でも、中身は小説に劣らないものが沢山あると思います
    次項有
  • 2013/02/18 17:17
    > ももたろうさん

    おっしゃるとおりだと思います。

    小説にも再読に耐えないものがあるし、漫画にも『じゃりン子チエ』のように何度でも読み返したくなる奥深い作品があります。

    私にしてみれば、したり顔で人間を小難しく描く某ノーベル文学賞作家よりも、はるき悦巳氏をよほど高く評価するものです。
    次項有
  • 2013/02/18 20:45
    吾輩は猫ではないですが、猫目線で世間を観察しているところも大好きです。
    小鉄の必殺技も好きです。
    次項有
  • 2013/02/18 21:49
    > 釣大好きさん

    「必殺○○つぶし」は恐ろしい技ですね。
    次項有
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