■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
http://onomichi-sns.jp/blog/blog.php?com_mode=1&key=11445
2010年05月11日(火) 

先日の4世代交流イベントの後、鞆に行ったと書きましたが、写真をたくさん撮ったので載せたいと思います

と言っても、私のはメモがわりの写真なので、興味のある方はいいカメラ持って行かれると面白いのが撮れるかもしれませんよ~

とりあえずはじめにお断りしておきますが、多分これまでで最大の40枚以上の写真をのせることになります

すみません~

 

さて

先日福山から帰りに鞆を通った時、大層町なかが混んでおりましたので、松永から回ったけどグリーンラインを少しのぼって途中から下りました

意外に高いところだったので驚きましたが、見晴らしも良かったです

これが下る途中の道から見た鞆の町

(と、ここで写真をアップロードしようとして新機能に驚きました

どどどっど、どう使うんだろう

とりあえず進めます)

 

わ・・・大きすぎ?

 

鞆の町の公営駐車場に車を置いて歩き始めました

 

(わ。。。

これでも600×600かあ・・・)

かなり載せられそうですね

3枚じゃないみたい

 

鞆の町でさくら@オノミチさんの言われていた大田家というところの見学をしました

入館料は400円だったと思いますが、途中どこかにパンフ忘れちゃったみたいで・・・

丁度詳しい方が案内中ということで案内していただきながらの見学になりました

では皆さんもご一緒にご見学ください

 

まずは大戸(オオドってたぶんこの字ですよね?)

実際にこうして動かしてくださったので良く分かりました

普段人の出入りのときには下ろしておいて、しかも閂もかかるようになっていて防犯もバッチシの大戸は、大きな荷物を出し入れするときには上げておいてさらに左手の戸もあけられるんだそうです

 

 

この戸を出た左手に井戸があるんですが、この井戸は突き抜けではなくて、他から真水をひいて使う囲いの井戸なんだそうです(名前は忘れちゃったけど)

海が近いですから、このまま井戸を掘ると海水が出ちゃうんでしょうね

 

 

井戸のそばにこんなものがあって、なんに使うものか分からないので知っている人がいたら教えてほしいということでした

 

 

 

そうそう、大戸の手前は大きな台所になっていて、かなりの人数分の煮たきができそうなおくどざんが並んでました

炊きつけ口の方が低く掘ってあるのが面白かったです

こうすると調理をする方にはちょうどいい高さになりますもんね

 

 

同様に保命酒作りのための釜も同じような作りになっていて焚口は低いところにあります

 

 

ここに置いてある大きなお釜は、赤坂遊園にあったものだそうですが、閉園になって廃棄されるところをいただいたのだそうです

まるであつらえたようにぴったりです

 

 

さて次の建物に入りました

ここにある備前焼の大きな甕は、ここまで無事に揃っているのは珍しいくらいだそうです

ここでは8種類(多分)の焼酎ベースのお酒を作っていたそうです

一つ一つの甕には作者のマークが描いてあるんですけど、これって共同窯だったからだそうです

 

 

 

ここの建物の中にはお酒作りの道具も色々展示してあります

 

当時が偲ばれて、なかなか興味深い空間です

 

 

 

 

ここから茶室が8つもあるというお屋敷部分に移ります

これは手水鉢のようですが、面白い形をしているし、栓を抜くとこのように水が飛び出すようにできています

高い位置にあって水が飛び出すと地面に落ちて音がします

これを音で音を消す「音消し」と案内の方が言われていました

 

 

 

 

これは傘立てなのだそうです

上の方にあって使いにくそうに見えますが、面白いなと思いました

 

 

これは釘かくし

下の方にちらりと金箔が残っています

豪華ですね~

 

 

お庭も見事によみがえっていますが、奥にある石は多分海の石で、富士山に見立ててあるらしいです

手前に写っていませんが手水鉢があって、それは琵琶湖に見立ててあるとか

ここの庭を実は玄関のところからふすまを開けて行くといくつかの部屋を隔てて見ることができるようになっているんです

もの凄く奥行きを感じると思います

 

 

 

 

こちらの壁は外に面していて、それでこうして支えが付いているんだそうです

この白壁に太陽光が反射することで、大広間を明るく照らすことができます

これまた昔の人の知恵ですね

すごいなと思いました

 

 

 

 

ここは帳場に通じています

こうすることで玄関に入らなくても外の通りの人と商売をすることができるそうです

 

ここもまた防犯上の仕組みがちゃんとあってさすがだなあと思いました

アイデアいっぱいです

 

 

この帳場から茶室の向こうに先ほどの中庭が借景になっています

 

 

これが1階の見取り図ですけど、よくできていると思いませんか?

 

 

 

 

 

この家が中村家として終わりを迎えたのは明治のころと言いますが、そのあと買い取った大田家は、一時間借りさせていたようで、この建物の中に5家族くらい暮らしていた時代もあるそうです

ですから、こうして公開するに当たり、昔の建材を生かしながら復元したのだそうですけど、どうしてもその生活んあとがうかがえる部分があります

その象徴的なのがこの柱じゃないかなと私は思いました

つぎはぎで、釘とかの穴の部分も細かい木材を埋め込んで補修してあります

入れ替えるより手間がかかりそうです

 

 

 

これはチリ穴だそうです

ごみ箱と思ったら違うそうです

ここをきれいにしておくことで、家の中の清掃が行きとどいていることを知らせるものなのだそうです

主人が

「うちにも欲しい」

と皮肉っておりました(笑)

 

 

 

この紋は中村家ではなく大田家のものということでした

そりゃそうですよね

 

 

お花をいけてある甕も古そうです

 

 

 

大田家を出るとすぐに雁木に出ます

なんだかのんびりしていい感じです

 

 

常夜灯もかなり大きいものです

 

 

 

 

ここで「大きなお餅のぜんざい」にひかれてお店に入りました

外でおいしそうに食べていた人が呼び水になったようで、次々入ってくる人がぜんざいを注文します

 

 

町を歩いて、ふと空を見上げると秋のようなうろこ雲

何だか不思議な気がしました(織り人さんもおっしゃってました)

 

 

この屋根の上のものが気になります

なんでしょうね

 

 

 

鞆の町も迷路みたいで面白いです

グルグル回って楽しみました

 

 

このホテルの非常階段を見上げた時、かけって降りて目を回している自分を想像してしまいました

 

 

で、このあと再びグリーンラインに向かって、夕陽を見に展望台に上がりました

 

 

もう7時前だというのに結構明るいもんです

 

展望台から尾道方向は残念ながら山に隠れて見えませんでしたが、多分この夕日が沈んでいく方でしょう

 

 

展望台は結構見晴らし良くて、3方海といい感じでした

 

 

 

 

 

ここにも借景がありました

 

 

それにしても、この新機能すごすぎです

これだけの写真が載せられるなんて驚きました

(怖いので何回か保存して編集から作りましたけど)

 

 


閲覧数2,183 カテゴリ日記 コメント18 投稿日時2010/05/11 13:29
公開範囲外部公開
コメント(18)
時系列表示返信表示日付順
これより以前のコメントを見る
  • 2010/05/11 21:19
    0さん
    うーん(・・?
    よくわからん…
    写真のところを押さえる??
    次項有
  • 2010/05/11 21:33
    > エドワードさん
    登録した写真の画像そのものをクリックだよ
    次項有
  • 2010/05/11 21:35
    こまるさん
    今度は出来そうな予感です。
    次項有
  • 2010/05/11 21:41
    0さん
    > ももたろうさん
     わかった~~(^O^)/ イェ~ィ!!
    次項有
  • 2010/05/11 22:34
    > こまるさん
    ぜひやってみてください
    面白いです

    > エドワードさん
    良かった
    沢山写真入れて見てください
    次項有
  • 2010/05/12 00:19
    > エドワードさん

    エドさんのコスプレ写真キボンヌ<(_ _)>
    次項有
  • 2010/05/12 00:20
    > ももたろうさん

    写真展は有料の大田家の中ではなく、その右隣の蔵で無料でやっておりました。
    次項有
  • 2010/05/12 11:09
    そうなんですね。さっきうべっちゃでブログ投稿した時に何か変わってるなと思ったのがこの写真のことだったんですね。
    次項有
  • 2010/05/12 21:21
    > t-akimotoさん

    こ、怖くてブログが上げられましぇ~ん。
    次項有
  • 2010/05/12 22:49
    0さん
    あ!宇部のひでちゃん登場だ!おいでまし~(^。^)

    てか、キボンヌされても~ヾ( ̄o ̄;)@さん
    次項有
  • 2010/05/13 07:47
    じねんさん
    鞆のまちが本気になると尾道は伝統建造物の分野では勝てそうにないですね。

    それにしても
    新機能をしっかりとPRできているレポートでした。

    新機能の使い方についておのみっちのトップページで広報してはと思います。
    次項有
  • 2010/05/13 12:40
    > さくら@オノミチさん
    それは気づきませんでした
    展示の案内が出ていなかった?
    私が気がつかなかっただけ?
    どっちでしょう

    アルバム投稿って分かりました?
    写真を登録しておいて一度に裏技を使わなくても大量の写真が入れられるようになったんですよ

    怖くない怖くない

    > ひでちゃんさん
    宇部でもですか?
    突然変わっていると驚きますよね
    しかし便利な機能です

    > じねんさん
    しかしよくまあここまで無事に残っているというか、こういう改修の仕方ができるというか
    鞆の人のやる気もかなりのものかもしれません

    あらら、珍しいおほめの言葉
    そうですね
    皆に使ってもらえればいいですね
    新機能の使い方を作りましょうか
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
ももたろうさん
[一言]
人と人をつなぐコネクタとして、生きた出会いの装置を目指したいです。
■この日はどんな日
ほかの[ 05月11日 ]のブログは、
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み