『STORY BOX Sep.2010 vol.14 限界集落株式会社』を読みました。
嶽本野ばら氏の「金脈」がついに最終回。おお、それでこそグレイトフルなジジイだ。このジジイ、実は「嫁を大事にする男」であった。ジジイの生き様に乾杯。本号のタイトルともなった黒野伸一氏の「限界集落株式会社」が第三回目。村を会社にする起業エンターテイメントの開幕。
「限界集落株式会社」(黒野伸一)
第三回。
止村の株式会社化は始まった。もう後戻りできない。
「北上次郎の本の話」(第十四回「過疎」について)
私としたことが荻原浩氏のデビュー作『オロロ畑でつかまえて』を読んでいなかった。阿川大樹氏の『D列車でいこう』も積読本のまま本棚で手に取られる日を待っている。早く読まなくては……
「金脈」(嶽本野ばら)
最終回。
それでこそジジイ!
「結婚」(あさのあつこ)
二人目。
今号も心がほんわか温かくなるお話でした。
「初任」(長岡弘樹)
第五話 ”懐妊”
ますます人が信じられなくなる。
「異境」(堂場瞬一)
第九回。
甲斐に警告の電話をかけてきた謎の人物が謎の失踪の真相に迫る手がかりになりそう。
「偏差値70の野球部」(松尾清貴)
第十回。
今回は「ラミの定理」。これって三角関係の予感?
「候補(リスト)」(五條瑛)
第十回。
すげぇ美人がオカマだったり、やり手の男と思ったら実は女。どうなってんの?
「狗賓童子の島」(飯嶋和一)
第一四回。
前前前前前前前前々回より連載を細切れに読むのは無理と判断し飛ばす。まとめて読む日は果たして来るのか??