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2011年02月27日(日) 

『白銀ジャック』(東野圭吾/著・実業之日本社文庫)を読みました。

 

 

裏表紙の紹介文を引きます。

 

 


ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス!

 

 


 

 

実業之日本社文庫の創刊ラインナップ(9作品)の一つだけに質の高いサスペンスでした。東野作品としてはライトで物足りなさを感じる人も多いのではないかと思いますけど……。単行本発売が無くいきなり文庫オリジナルというのが文庫派の私としては何よりも嬉しい。途中で謎を解いた気になっていましたが、結末はさらに予想を超えたものでした。東野氏、流石です。


閲覧数1,736 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2011/02/27 21:08
公開範囲外部公開
コメント(4)
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  • 2011/03/05 11:56
    やっと読めました。

    ウェルズさんの読書量はすごいですね。
    脱帽です。

    東野圭吾さんご自身がスノーボーダーだから、ゲレンデの感じがびしびし伝わってきます。
    (そういう私もスキーヤーなので…)
    スピード感はスキーやスノボをやってる方は、まさに感じられたのではないでしょうか。
    スキー場の経営不振って現実だし…

    最後に息子たちが出てきて、ハッピーエンドというか上手く話をまとめてる…(笑)
    ちょっと物足りない感あり…

    「白夜行」の方が、読み応えがあるサスペンスだったので。
    映画は、いまいちだったけど。
    次項有
  • 2011/03/05 12:51
    > まつやまみかんさん

    「白夜行」「容疑者xの献身」「手紙」などに比べて物足りない感は否めませんね。でも、それも東野圭吾氏なればこそ読者が高いハードルをもうけているのでしょう。「白銀ジャック」も十分佳作だと思います。
    次項有
  • 2011/03/05 12:54
    > まつやまみかんさん

    あっ、言い忘れてましたけど、

    今、岡山に向かっています。

    デジタルミュージアムでの「黄金のシカン展」

    楽しみです。
    次項有
  • 2011/03/06 00:18
    自転車ですか? すばらしい!
     

    黄金のシカン展。
    しっかり黄金のマスクやトゥミなどアンデス文明を観てきてくださいね。

    そうそう、私が白いワンピースを着てグッズ販売してたら、
    まさにシカンのいけにえの女性の姿そっくりでして……

    美術館のスタッフにも、ホントにそっくりだと言われてました(笑)

    ワイルーロの実のグッズもオススメ。
    私、まだ、いいこといっぱい続いてるし…

    でも、突風には気をつけてください。
    次項有
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