『STORY BOX Feb.2011 vol.18 モダンガール・パレス』を読みました。
森見登美彦氏の「モダンガール・パレス」が新連載。黒真珠の瞳を持つ乙女が登場。よっ! 待ってました!! 長岡弘樹氏の「初任」がついに完結。黒野伸一氏の「限界集落株式会社」、松尾清貴氏の「偏差値70の野球部」(松尾清貴)がいよいよ大詰めの予感。
「モダンガール・パレス」(森見登美彦)
第一回
黒真珠の瞳を持つ乙女が登場。最初の一言が「ラーメンが食べたい」だ。猫ラーメンか? 伝声管と各部屋をつなぐ秘密の抜け道を持つ法然院学生ハイツでどんな物語が展開するのか。期待は嫌がおうにも高まる。
「北上次郎の本の話」(第十八回「写真」について)
相変わらず北上氏に勧められると読みたくなってしまう。山本幸久氏の『凸凹デイズ』(文春文庫)を速攻で買ってしまった。
「初任」(長岡弘樹)
最終話 ”卒配”
風間公親、一切の言い訳をすることなく去る。カッコイイ!
「無縁」(桜木紫乃)
第三回。
一切の縁を絶ち、自分の生きた跡形を綺麗に消し去って死んでいった男が捨て去ることが出来なかった手紙。
「血筋」(三羽省吾)
第六回。
一筋縄では解決しない事件。そして、一筋縄ではいかない組織。
「候補(リスト)」(五條瑛)
第十四回。
ここまで謎のまま引っ張るとは。もう読むの止めようか……
「限界集落株式会社」(黒野伸一)
第七回。
更なる飛躍をめざし、野心的な計画を実行に移し始めた。止村の行く末はどうなる?
「偏差値70の野球部」(松尾清貴)
第十四回。
いよいよ秋季大会の地区予選が始まった。偏差値70の頭脳の編み出した超独創セオリー野球は通用するのか?
「狗賓童子の島」(飯嶋和一)
第十六回。
前前前前前前前前前前前前々回より連載を細切れに読むのは無理と判断し飛ばしたまま。飯嶋さんゴメンナサイ。