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2011年08月29日(月) 

先週の金曜日は月一の読書会。「四金会」という会合でした。今月のテーマ図書は米原万里さんの著書『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』でした。それに併せて、米原万里さんを研究すべく『米原万里を語る』(かもがわ出版)を読みました。

 

「BOOK」データベースの紹介文を引きます。


作家はいかに生まれ育ったか? その類い稀なる魅力とは何か? 実妹と義兄弟が愛をこめて語る米原万里万華鏡。


実妹とは、井上ゆりさんのことです。義兄弟とは井上ゆりさんの夫、井上ひさしさん(つまり義弟)のことです。ゆりさんはさすがに実妹であり小学生の頃、万里さんと共にプラハのソビエト学校に通っただけに、子どもの頃の万里さんの素顔を目の当たりにして育っているはず。同じ境遇に育ったものとして、見えてくる世界もあるだろう。そんな方が語る米原万里像は外から見た万里さんの印象(服装が派手で、化粧も香水もきつく、飾りもジャラジャラジャラジャラつけて、すごく大胆で、思いきっていて、力強い人)とは少々異なる。本当はずいぶん慎重な性格で、臆病なところがあったという。そうなんだよなぁ。人は皆、外に向かっては突っ張っているが、親しい人にふと見せる素顔は繊細ではかなげだったりするんだよなぁ。


【目次】
まえがき 米原万里の兄弟たち
第1章 細心、慎重、大胆、極端―ふしぎな個性
第2章 日本人ばなれした発想の持ち主
第3章 爽やかな毒舌の人
第4章 怒りと笑いの異邦人
あとがき 米原万里をどう読み継ぐか

 


閲覧数912 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2011/08/29 23:14
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