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2011年09月04日(日) 

松山三越で 私が待ちに待っていた 春の院展の 巡回展が始まりました。

院展は 私が日本画が 大好きになったきっかけの展覧会です。

http://nihonbijutsuin.or.jp/

春の院展は 秋の院展に比べると小品なので、

会場が狭くても 充分に楽しめます。 

きょうは、先生方による作品解説を聞きました。

特に松尾敏男先生のお話は、

毎回 批評だけでなく、ご自身の絵に対する姿勢を感じさせてくれます。

本当に85歳?って思えるほどのエネルギーがあるお方です。

「絵は その人自身を表すものであり、品格が一番大切。

自分の通俗的な部分が表れていないかを 富士山の絵を書くことで判断する。

日本には、火、水、樹、山などあらゆるものに 神が存在する。

世界の文化との違いを感じ、世界の文化を尊重しなければならない・・・」などなど。

これからの新たな注目すべき画家  松本高明、  藁谷実  村岡貴美男

那波多目功一先生、西田俊英先生の絵も素晴らしいですが、解説も素晴らしいです。

尾道大学でいつもお世話になっている中村 譲先生もいらしてました。

すぐ後ろにいらしたのに気がつかなくて、びっくりしました。

中村先生の「到達のミサ」は絵から歌声が聞こえてきそう。

尾道大学関係の方々の作品は今回も素晴らしくて、

廣藤先生の作品「永路」は入ってすぐの数点目にあり存在感を放ってました。

尾大の学生さんの作品は並べて展示。

http://www.onomichi-u.ac.jp/news/inten66.html

小野田先生「定刻着」 5月のローカル線を描かれて今回も緑の印象深さが、時と空間とを感じさせてくれました。

吉原慎介先生の作品「丘陵の道」は青年と成人男性のあたたかい会話を感じます。

今日は、『やっぱり日本画は、大好きだなあ』と感じた一日。


閲覧数1,167 カテゴリ美術・芸術 コメント8 投稿日時2011/09/04 01:31
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