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2013年02月15日(金) 

『余寒の雪』(宇江佐真理・著/文春文庫)を読みました。

 

七編の短編集。宇江佐さんらしい機微にあふれている。宇江佐さんの小説にはやはりハッピーエンドが似合う。その意味で「梅匂う」と「余寒の雪」が良い。素敵なラブストーリーでした。逆に「出奔」と「蝦夷松前藩異聞」は好みではない。宇江佐さんとすれば実験的な作品なのかもしれない。

 

本の裏表紙の紹介文を引いておきます。


男髷を結い、女剣士として身を立てることを夢見る知佐。行く末を心配した両親が強引に子持ちの町方役人と祝言を挙げさせようとするが―。幼子とのぎこちない交流を通じ次第に大人の女へと成長する主人公を描いた表題作他、市井の人びとの姿を細やかに写し取る六篇。中山義秀文学賞受賞の傑作時代小説集。


 

 

 

 


閲覧数591 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/02/15 06:28
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