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2013年05月20日(月) 

『探偵ザンティピーの仏心』(小路幸也・著/幻冬舎文庫)を読みました。

探偵ザンティピー・シリーズの第二弾です。

 

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


 

NYに住むザンティピーは数カ国語を操る名探偵。ある日、ボストンにあるスパの社長・エドから依頼が入る。娘のパットが、北海道の定山渓で日本の温泉経営を学ぶ間、ボディガードを頼みたいという。ザンティピーは依頼を受けるが、定山渓に向かう途中、何者かに襲われ気を失ってしまう…。謎と爽快感が疾走する痛快ミステリ。書き下ろし第二弾。


 

 

 世の中には法ってものがある。何人たりとも、その法を犯すことは許されない。と、まあ、これは建前だ。法は完全ではない。法が人間が作ったもので、法を作った人間自体が不完全なのであれば、それは当然の帰結といえる。では、法に従って生きることが、人を幸せにしないとすれば、それもまっとうな人間を幸せにしないとすればどうすべきか。その時は法の存在意義に従うしかない。法の存在意義、それはまっとうな人間が平穏無事に、そして幸せに暮らすこと。

 相変わらず小路氏の小説には悪人が登場しない。私が氏の小説を読みたくなる理由のひとつだ。

 

 

 

 

 

 


閲覧数809 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/05/20 22:07
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