『別冊 図書館戦争 Ⅰ』(有川浩・著/アスキー・メディアワークス)を読みました。
あぁ、こんな暑い日によりによってこんな熱苦しい本を読んでしまった。 今日(2013/07/11)、日本列島のほとんどの箇所で本年最高気温を記録したのだ。群馬県の館林市ではなんと39.5℃を記録したらしい。私が住んでいるところはそこまでではなかったものの、体感温度では35℃はあった。躰も顔ものぼせて真っ赤っかである。私の躰から立ち上る暑さだけで、周りの気温が5℃は上がったぞっ! しかも甘ったるくベトベトときている。それでも読んでしまう、読ませてしまうこの小説の得体の知れない魅力は何だ。このっ、このっ、読ませ上手めっ! 有川流乙女心全開による熱中症に悶絶ノックダウンです。
最後に出版社の紹介文を引きます。 晴れて彼氏彼女の関係となった堂上と郁。しかし、その不器用さと経験値の低さが邪魔をして、キスから先になかなか進めない。あぁ、純粋培養純情乙女・茨城県産26歳、図書隊員笠原郁の迷える恋はどこへ行く―!?恋する男女のもどかしい距離感、そして、次々と勃発する、複雑な事情を秘めた事件の数々。「図書館革命」後の図書隊の日常を、爽やかに、あまーく描く、恋愛成分全開のシリーズ番外編第1弾。本日も、ベタ甘警報発令中。
|