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2013年10月25日(金) 

『コーヒー店タレーランの事件簿2 - 彼女はカフェオレの夢を見る』(岡崎琢磨・著/宝島社文庫)を読みました。

 

 

まずは出版社の紹介文を引きます。

 


京都の街にひっそりと佇む珈琲店“タレーラン”に、頭脳明晰な女性バリスタ・切間美星の妹、美空が夏季休暇を利用してやってきた。外見も性格も正反対の美星と美空は、常連客のアオヤマとともに、タレーランに持ち込まれる“日常の謎”を解決していく。人に会いに来たと言っていた美空だったが、様子がおかしい、と美星が言い出して…。姉妹の幼い頃の秘密が、大事件を引き起こす。


 

 

軽く楽しみました。切なさに胸を焦がすこともなく、理不尽さに怒るわけでもなく、ロマンチックな夢を見るでもなく、スリリングな展開にはらはらドキドキするわけでもなく、あくまで軽く楽しみました。ミステリを楽しむのは作者と知的な会話を交わすようなもの。重い話題も悪くはないが、軽いやりとりにこそ心地よさがあるのも事実。悪くない。それなりの満足感があります。

 

 

 


閲覧数668 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2013/10/25 00:53
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