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2014年05月04日(日) 

『災いの古書』(ジョン・ダニング:著/横山啓明:訳/ハヤカワ文庫)を読みました。

まずは出版社の紹介文を引きます。


 

古書店主クリフは、恋人エリンの頼みで蔵書家射殺事件の調査を開始した。被害者男性とエリンが交際していた過去があり、容疑者女性がエリンの元親友という事情から依頼を引き受けたのだ。まもなく被害者が貴重なサイン本をコレクションしていたという事実が判明する。本をめぐる争いに巻き込まれたのか?やがてその蔵書をめぐり怪しい三人組が暗躍しはじめ…古書にまつわる意外な蘊蓄を盛りこんだ人気シリーズ第四作。

 


 

 

 私の大好きな古書にまつわるミステリ「クリフォード・ジェーンウェイ・シリーズ」です。既に購入してはいたのですが、積読本の山の中で眠っていたものです。それなりにボリュームがあるので、時間的に余裕のあるときでないと手に取りにくいのです。

 いざ読み始めると五五〇ページ近い長編も、物語に引き込まれて時間を忘れて没頭してしまいました。今巻も意外な結末に驚き、ミステリとしてレベルが高い。やっぱりええわ、このシリーズ。

 しかし、このシリーズの味わいは物語すべてに漂うビブリオマニアの雰囲気。私のような書痴にとって、こうした世界に彷徨えるひとときは堪らなく魅力的です。

 次作『愛書家の死』も既に購入済み。本棚で私の手に取られる時を今か今かと待ち受けている。他にも読みたい本が沢山ある故しばし待っておれ・・・・・・

 

 


閲覧数549 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2014/05/04 15:51
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