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2014年05月30日(金) 

『珈琲店タレーランの事件簿3 心を乱すブレンドは』(岡崎琢磨・著/宝島社文庫)を読みました。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


実力派バリスタが集結する関西バリスタ大会に出場した珈琲店“タレーラン”の切間美星は、競技中に起きた異物混入事件に巻き込まれる。出場者同士が疑心暗鬼に陥る中、付き添いのアオヤマと犯人を突き止めるべく奔走するが、第二、第三の事件が…。バリスタのプライドをかけた闘いの裏で隠された過去が明らかになっていく。珈琲は人の心を惑わすのか、癒やすのか―。美星の名推理が光る!


 

 

 

 

面白くなくもない。などと中途半端な、しかも二重否定という文法的に問題のありそうな感想を述べては作者の岡崎琢磨氏に非常に失礼なのだが、こと「3」に関してはそのような感想となった。「3」を読んでいるからには「1」「2」を読んで気に入っているという前提があるのだ。アオヤマの茶目っ気、美星の遠慮無いツッコミ、そして二人の間に漂う微妙な空気、そうしたものが今巻ではなりをひそめている。キメ言葉の「その謎、大変よく挽けました」もない。まるで印籠を持たない水戸黄門ではないか。シリーズとして読んでいる者としてはちょっと残念でした。

 

 

 

 

 

 


閲覧数1,383 カテゴリ読んだ本 コメント2 投稿日時2014/05/30 06:13
公開範囲外部公開
コメント(2)
時系列表示返信表示日付順
  • 2014/05/31 00:22
    > ももたろうさん

    けっしてそのようなことはないかと・・・(^^;)
    次項有
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