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2014年06月03日(火) 

『タルト・タタンの夢』(近藤史恵・著/創元推理文庫)を読みました。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当のフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは?フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?絶品料理の数々と極上のミステリ。


 

 

 

持ち歩いていた本を読み切ってしまい、活字禁断症状から本屋に飛び込み、ふと手に取った一冊。

『サクリファイス』をはじめとしたロードバイクが主題のミステリにぞっこん惚れ込んでいる私としては、近藤史恵氏の文庫を見ただけで手に取ったのはいうまでもない。ましてそれが食べ物にまつわる日常のミステリとくればなおさらだ。最初こそ物足りない気がしたが、どうしてどうして、じんわり胸が熱くなる良い短編ぞろいでした。

おっと、『サヴァイヴ』も三日前に文庫発売になっているではないか。これも急いで読まねば。 

 

 

 

 

 


閲覧数604 カテゴリ読んだ本 コメント0 投稿日時2014/06/03 00:12
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