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2014年06月22日(日) 

『晩夏に捧ぐ-成風堂書店事件メモ(出張編)』(大崎梢・著/創元推理文庫)を読みました。最近お気に入りの大崎梢氏の書店ミステリです。成風堂書店シリーズとしては第二弾ですね。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


駅ビルの書店で働く杏子のもとに、長野に住む元同僚・美保から手紙が届いた。彼女の勤める地元の老舗書店に幽霊が出るようになり、おかげで店が存亡の危機にあると知らされた杏子は、アルバイトの多絵と共に信州へ赴いた。だが幽霊騒ぎだけでなく、二十七年前に老大作家が弟子に殺された事件をめぐる謎までもが二人を待っていて…。人気の本格書店ミステリ、シリーズ初長編。


 

 

 

 

書店萌え~な私にはたまらない一冊ではある。長野にあるという「まるう堂」書店に行ってみたい。フィクションなのであるわけ無いか。それでもモデルになった店があるのなら教えて欲しいものだ。シリーズ第二作となる今作は長編となっているが、正直なところシリーズ第一作『配達あかずきん』のほうが好みである。軽く読めて心温まるエピソードを差し挟んだ短編にこのシリーズの良さがあるのではないか。今作『晩夏に捧ぐ』の謎は殺人事件ということもあり読後感が悪い。杏子と多絵の微笑ましい会話に救われるものの、やはり後味の悪さは否めない。第三作『サイン会はいかが?』に期待する。

 

 


閲覧数1,289 カテゴリ読んだ本 コメント2 投稿日時2014/06/22 22:31
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2014/06/23 07:10
    後味の悪い本は、苦手です
    次項有
  • 2014/06/23 22:05
    > ももたろうさん

    そうですね。私も読後はすっきりのほうが好きです。読後ほんわかはもっと好きです。
    次項有
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