7月31日、いよいよ水軍まつりの島まつりが始まりました。 各城(公民館)で出立式が行われました。
長崎城主 稲井勘解由左衛門尉 源家治(いないかげゆざえもんのじょう みなもとの いえはる)のもと、
三献の儀が執り行われました。 「三献の儀」とは、出陣にあたって主従が団結し、勝利に向かって士気を昴めるため行う儀式です。 ここでは、三方の上に、勝ち栗、するめ、昆布が並べられ、勝ち栗は勝つ、するめはそりかえる、昆布は喜ぶの意味で勝って、帰って、喜ぶを表しています。 城主が肴を1品食し、盃に注がれた酒を3回で飲み、それを3回行います。
皆で、勝ち鬨をあげます。 まつりの成功を祈って、エイ、エイ、オー! 先人感謝祭が行われる金蓮寺に一同は向かいます。 金蓮寺では、先駆が迎えてくれます。
本堂では先祖に感謝の祈りをささげ、まつりの火が渡されます。 城主が親方さまから受け取った火を行燈へうつし、各城へ持ち帰ります。
出陣式が行われ、いよいよ水軍まつり開催です。
暑い中、よろいを着て歩くのはとても大変なことです。 けれど、素人ばかりが行う行事とは思えないほど、皆さん立派な役者ぶりでした。 私の城からは、多くが高校生の武者だったもので、私は付き人で見守りましたが、誰も根をあげず、立派な武者ばかりでした。 これから行われるまつりがどうぞ、無事成功いたしますよ~に。 みなさん、どうぞ、力をお貸しくださいね。
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